今週は、間違いやすい言葉を取りあげます。
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仕 事 の メ ー ル 作 法            < 紛らわしい言葉(3)>
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                         「連携」と「連係」

勘違いしたまま覚えていたり、うっかり入力間違いをしたりする
可能性のある言葉を、今週は取り上げています。

「連携」と「連係」。

この2語も同音異義語ですが、
意味の違いを知っておかないと
混同しそうです。

「連携」は、互いに連絡をとり、協力して物事を行うこと
例)連携を強化する、連携アプリ、県と市の連携

「連係」は、他と密接な関連をもつこと、切れ目なく続くこと
例)連係プレー、連係編集プログラム、本社と支店との連係

連携の「連」は連絡、「携」は手を携えること。
連係の「連」はつらなること、「係」は関係する、つながること
と捉えれば、意味の違いを理解しやすいでしょう。

同じ読みで、「連系」という言葉もあります。

太陽光発電の発電設備を
電力会社の送電線や配電線に接続して運用することを
「系統連系」と言い、
「連系」という言葉が使われています。

仕事でこの言葉を知ったのですが、
最初は入力ミスかと思い、調べてみたら、
専門用語として使われていると分かりました。

そのほかに「連系」を使った例があれば、
教えてください。

このほかにも紛らわしい言葉を
過去にも取りあげているので、参考にしてください。

▼「省みる」と「顧みる」< 間違いやすい言葉(3)>VOL.2350
https://www.kamigaki.jp/blog/2015/02/12/vol-2350/

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