今週は、読みやすいメールにするための留意点についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 読みやすい文章にするには(3)>
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「~することができる」
「~することができます」「~することが可能です」
という言いまわし。
文字通り「可能である」ことを述べる際に使い、
とても便利。
でも、多用すると
文章が冗長になります。
例えば
「○○を使えば、劣化のリスクを低減することができ、
製品の性能低下を阻止することが可能であると考えられます」
という一文。
「~することができる」「~することが可能である」という
言い回しが一つの文に続けて用いられています。
マニュアルやレポートなど
ボリュームのある文章に
こうした言い回しを繰り返し使うと
文字量ばかりがいたずらに増え、
要点がぼやけてきます。
「~すること」を省いて下記のように書き換えると
文字量も減り、文がスッキリします。
「○○を使えば、劣化のリスクを低減し、
製品の性能低下を阻止できると考えられます」
阻止することが可能である → 阻止できる
とし、その前にある文は「できる」が重なるので
低減することができ → 低減でき → 低減し
に文を整えました。
また
「最適な方法を選定することができると考えられます」
という一文は
「~することができると考えられます」といった遠回しな言い回しより
「~できます」と言い切る方が分かりやすいです。
「最適な方法を選定することができると考えられます」
↓
「最適な方法を選定できます」
言いまわしを変えると
ご覧の通り、文字量は半減。
文章を読み返すとき
「~すること」を頻繁に使っていないか
チェックしてみましょう。
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【しごび】 の お 知 ら せ
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