今週は、悪質メールに見るメールの書き方についてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法      < 怪しまれないメール対応(3)>
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                         怪しまれない設定

 ビジネスメールを装った迷惑メールに
 間違われないためには
 件名も本文も具体的に書きましょう
 と昨日、述べました。
 

 しかし、
 日報、週報、月報のように
 定期的に送付が義務付けられているメールの
 件名はどうすればよいでしょう。

 日報の場合は
 「日報の送付」ではなく
 「2月1日 日報の送付」と日付を、

 「1月報告書の送付」という場合は
 「2017年1月 報告書の送付」
 のように年を入れると
 具体性が増します。

 または
 「1月報告書(山田分)の送付」
 「1月報告書の送付(山田)」
 のように自分の名前を入れると

 単に「1月報告書」という件名より
 誰からのメールか、判別がつきやすいです。

 名前といえば、
 メールの「差出人」の項目も
 きちんと入力しておくことを
 お忘れなく。

 他のメールと区別がつくように
 「個人名」
 「部署名」
 「社名」
 など必要な要素を
 差出人に入力しておきましょう。

 差出人が
 yamada とか sasaki
 のように英字のみの表記だと
 本文に社名や担当者名が書かれていても

 件名だけで
 大手の企業や銀行名を名乗った
 迷惑メールと勘違いされることも。

 ビジネスメールを装った迷惑メールが増えている昨今、
 そうしたメールと間違われないよう
 職場で使うメールアドレスの基本設定も
 見直し、防御策をとることをお薦めします。







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