今日は、異動や離退職時に使う言葉シリーズです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 別れの言葉 >
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「はなむけ」の使い方
世は卒業シーズン。
会社では離退職する人が多く見られる時期でもあります。
人との別れがあり、
送る人、送られる人、それぞれの立場で
気持ちを伝える際に使われる言葉に着目し、
取りあげてみたいと思います。
卒業や送別の際に使われる
「はなむけ」という言葉。
意味を理解して、正しく使っていますか?
「はなむけ」とは、「馬の鼻向け」の略。
かつて、旅立つ人のために
道中の無事を祈り、その人の馬の「鼻」を
これから向かう目的地の方向に「向け」てやる習慣を
「鼻向け」と言いました。
この習慣から転じて、
旅立ちや卒業といった送別の際に贈る言葉や金品のことを
「はなむけ」と言います。
漢字では「鼻向け」「餞(餞別の餞と同じ)」と書きますが、
新聞表記では「はなむけ」と平仮名表記で統一されています。
文字からイメージしにくいせいもあるのか、
「はなむけ」を送る人に対してではなく、
勘違いして、新たに迎える人に対して使っているケースがあります。
× 社長が新入社員にはなむけのあいさつをしました。
○ 来月、独立する山田さんにはなむけの言葉を贈りました。
「はなむけ」は、会社では
異動する人や離職、退職する人に対して使う言葉。
異動してきた人や新入社員には使わないので
注意しましょう。
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