今日は、異動や離退職時に使う言葉シリーズです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < 別れの言葉(3)>
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                       「余生」に代わる言葉

 退職を控えた上司に
 「定年後はどんな余生を過ごされるのですか?」
 と「余生」という言葉を使って尋ねるのはNGと、
 バックナンバーで取り上げたことがあります。

 ▼「余生」< 失礼な表現(3)>VOL.1818
 
 余生を送る人が、自らの残された人生を
 「余生」と語ることはあっても

 本人以外の人が
 「あなたの残りの人生をどう過ごすのか?」と
 「余生」という言葉を用いて尋ねるのは、失礼なこと。
 余計なお世話でしかありません。

 では、「余生」に代わる言葉に
 言い換えるとしたら?

 「老後」は、文字通り
 歳をとってからのち、という意味の言葉で
 客観性もありますが、

 60代、70代でも
 「老後」とか「老人」という言葉が不釣り合いな
 若々しい人が増えているので
 適切かどうかは疑問。

 したがって
 「余生」とか「老後」という言葉の代わりに

 「定年後はどうなさるのですか?」
 「今後は何か計画されているのですか?」
 「これからが楽しみですね」

 のように「退職後」「今後」「これから」と
 将来を意味する言葉が適切と考えます。

 定年後の生活を「終わり」とか「ゴール」と捉えず
 新しいことに挑戦したり、始める人も多い昨今、
 後ろ向きな表現より前向きな表現を使う方が
 しっくりくるのではないでしょうか。

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 【しごび】 の お す す め
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