今日は、異動や離退職時に使う言葉シリーズです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < 別れの言葉(3)>
◆─────────────────────────────────◆
「余生」に代わる言葉
退職を控えた上司に
「定年後はどんな余生を過ごされるのですか?」
と「余生」という言葉を使って尋ねるのはNGと、
バックナンバーで取り上げたことがあります。
▼「余生」< 失礼な表現(3)>VOL.1818
余生を送る人が、自らの残された人生を
「余生」と語ることはあっても
本人以外の人が
「あなたの残りの人生をどう過ごすのか?」と
「余生」という言葉を用いて尋ねるのは、失礼なこと。
余計なお世話でしかありません。
では、「余生」に代わる言葉に
言い換えるとしたら?
「老後」は、文字通り
歳をとってからのち、という意味の言葉で
客観性もありますが、
60代、70代でも
「老後」とか「老人」という言葉が不釣り合いな
若々しい人が増えているので
適切かどうかは疑問。
したがって
「余生」とか「老後」という言葉の代わりに
「定年後はどうなさるのですか?」
「今後は何か計画されているのですか?」
「これからが楽しみですね」
のように「退職後」「今後」「これから」と
将来を意味する言葉が適切と考えます。
定年後の生活を「終わり」とか「ゴール」と捉えず
新しいことに挑戦したり、始める人も多い昨今、
後ろ向きな表現より前向きな表現を使う方が
しっくりくるのではないでしょうか。
◆─────────────────────────────────◆
【しごび】 の お す す め
◆─────────────────────────────────◆
営業マンにあって
自分にないもの、
それは・・・!?
第261号 はんぱない営業マンのコミュ力
————————————————–
【 営業マン河村操はコミュニケーションする 】
————————————————–
「営業活動に一番大切なもの」って何だろう・・・
その答えが、このメルマガを読めば分かります。
2005年創刊! ビジネスメールを書くときに役立つ無料メールマガジン配信中!
【 仕事美人のメール作法 】
「まぐまぐ大賞 2016」キャリアアップ部門で
【仕事美人のメール作法】が2位に入賞しました!
新しい発想やひらめきがスパーク! 4月7日(金)【ビジネスパーソンのための快画塾】開講
オンラインでできるビジネスメールの研修【 仕事美人のメール研修 】
2015年に編集協力した単行本「一目置かれる大和言葉の言いまわし」が文庫化
iPhone/iPad向けアプリ【 ビジネスメール文例辞典 】
取材、ライティング、編集のお問い合わせは・・・
神垣あゆみ企画室