「まぐまぐニュース」に過去のメルマガ記事が紹介されました。

 

漢字で書いてみれば分かる、「はなむけ」の正しい意味と使い方 – まぐまぐニュース!

3月といえば、異動や離職、退職などで職場を離れる人も多い別れの季節。そんな状況でよく使われる「はなむけ」という言葉、正しい意味と使い方をご存知でしょうか。今回の無料メルマガ『 仕事美人のメール作法 』では著者の神垣あゆみさんが、案外間違いやすいその使用法を紹介されています。

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今日は、異動や離退職時に使う言葉シリーズです。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法           < 別れの言葉(2)
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「贈る」と「送る」

相手の門出や旅立ちに際し、
気持ちを言葉にして「おくる」場面があります。

このとき用いる「おくる」には
「贈る」と「送る」の2通りがあり
それぞれに意味が異なるので、使い分けが必要です。

「贈る」は、
感謝や祝福の気持ちを込めて、
人に金品などを与えること。

旅立ちを祝う気持ちを込め、メッセージを相手に伝える場合は
「はなむけの言葉を贈る」
「嫁ぐ娘に父親が贈る言葉」
のように使うほか、

「永年勤続表彰へ贈る言葉」
「創立記念式典で祝辞を贈る」のように
表彰者に対しても使います。

対して「送る」は、
去り行く人に別れを告げるときに
用いる言葉。

「卒業生を送る言葉」
「退職者を送る言葉」
のように使います。

「贈る言葉」が祝辞や賛辞という意味であるのに対し、
「送る言葉」は送辞という意味
の違いがあります。

ちなみに、お祝いの電報「祝電」は
直接、手渡すわけではないので「送る」を使い
「祝電を送る」とします。

 

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【しごび】 の お す す め
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ビジネスパーソン向けですが
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日 時 2017年4月7日(金) 18:30~21:30

会 場 SO@Rビジネスポート 4Fセミナールーム
(広島市中区広瀬北町3-11 和光広瀬ビル)

受講料 3500円 (税込)

定 員 20名 (最少催行人数10名)

カリキュラム(全3時間)
1.「快画」とは(講義)
2.「観念の解放」「視覚の記録」ドローイング(実技)
3.「快画の応用~様々なアプローチ」(講義)、ドローイング(実技)

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▼神垣が「快画塾」に通う理由は・・・

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3月10日のソアラビジネスポートでの
イラストレーター・木村タカヒロ氏のロビートーク
定員を上回る50余人の参加者にお越しいただきました。

翌日の木村さん主宰の「快画塾」へも、
ロビートークがきっかけで参加してくださった方
当メールマガジンの告知で興味を持ち参加してくださった方が
複数おられました。

メルマガで大プッシュしてきた甲斐があったというもので、
うれしく、ありがたく思っています。

なぜ、わたしが
「快画塾」へ通うのか。

今さら、絵がうまくなりたいわけではなく、
でも、絵を描く機会や場には
身を置いてみたい。

同じ「かく」行為でも
絵を「描く」ことで、
文章を「書く」ことに
好影響が出たらいいな、と思うからです。

「快画塾」では
「絵が描けるようになる」ための
様々なアプローチ(実験)をしていきます。

だから、3時間後には
「絵心がない」と言っていた人たちが
額に飾ってもおかしくない
生き生きとした線で、
素敵な絵を描きあげていたりします。

視点の変化や、
捉え方の変化が起こった結果、

自分の凝り固まった意識や思考を
ストレッチするような感覚があり
教室が終わった後、妙に気持ちがいいというか
心地いい。

普通、人の描いたものを見て
最初、自分より下手だった人が
後で自分よりうまくなっていたら、
嫉妬のひとつも感じそうなものですが

「快画塾」では、
「わぁ~、すごい!」と
素直に感動してしまう。

だから、場の力ってすごいなと思うし、
参加者が変わるたび、また別の感動があるので
続けて通いたくなるんだと思います。

「絵を描く」ことをきっかけに
いつもと違う観点で物事を捉えたり、
無心で描く作業に没頭するのって

普段、オフィスで仕事ををしている人にこそ
体験してみてほしい。
というか、した方がいい!

そんな思いから、今回、
「ビジネスパーソンのための快画塾」
を企画しました。

「頭がかたい」
「思考が硬直している」
と自覚症状がある方、人に言われてハッとした方

ぜひ、4月7日に「快画」を体験しに来てください。

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4月7日(金) 「ビジネスパーソンのための快画塾」開催
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日 時 2017年4月7日(金) 18:30~21:30

会 場 SO@Rビジネスポート 4Fセミナールーム
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受講料 3500円 (税込)

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1.「快画」とは(講義)
2.「観念の解放」「視覚の記録」ドローイング(実技)
3.「快画の応用~様々なアプローチ」(講義)、ドローイング(実技)

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「快画塾」は、絵がうまくなるための教室ではなく
脳のストレッチのための教室だと思います。ぜひ!

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今日は、異動や離退職時に使う言葉シリーズです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法              < 別れの言葉
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「はなむけ」の使い方

世は卒業シーズン。
会社では離退職する人が多く見られる時期でもあります。

人との別れがあり、
送る人、送られる人、それぞれの立場で
気持ちを伝える際に使われる言葉に着目し、
取りあげてみたいと思います。

卒業や送別の際に使われる
「はなむけ」という言葉。
意味を理解して、正しく使っていますか?

「はなむけ」とは、「馬の鼻向け」の略。

かつて、旅立つ人のために
道中の無事を祈り、その人の馬の「鼻」を
これから向かう目的地の方向に「向け」てやる習慣を
「鼻向け」と言いました。

この習慣から転じて、
旅立ちや卒業といった送別の際に贈る言葉や金品のことを
「はなむけ」と言います。

漢字では「鼻向け」「餞(餞別の餞と同じ)」と書きますが、
新聞表記では「はなむけ」と平仮名表記で統一されています。

文字からイメージしにくいせいもあるのか、
「はなむけ」を送る人に対してではなく、
勘違いして、新たに迎える人に対して使っているケースがあります。

× 社長が新入社員にはなむけのあいさつをしました。

○ 来月、独立する山田さんにはなむけの言葉を贈りました。

「はなむけ」は、会社では
異動する人や離職、退職する人に対して使う言葉。

異動してきた人や新入社員には使わないので
注意しましょう。

「まぐまぐ!ニュース」でこの記事が取り上げられました。

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今回は、メールに関する雑感です。
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仕 事 の メ ー ル 作 法              < チャットの活用 >
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時代はメールからチャットへ?

昨日、3月8日(水)の中国新聞 朝刊に
こんな見出しの記事がありました。

「チャットで職員やりとり
広島県6月にも導入
業務効率化を促進 在宅勤務にも対応」

記事の内容は

「広島県は、パソコンやタブレット端末などで文字を使って会話する
『チャット』を職員間の連絡手段として活用する」

というもので、いわゆる「LINE」のような通信手段を導入するとのこと。

「県業務課プロセス改革課は
『メールと比べてスピード感ある対応が可能。
別の会議中でも手軽に返信できる』と説明する」

とあり、チャット導入のメリットとして

・グループを作れば、複数人で同時に意思疎通や情報共有を図ることが可能
・事業が複数の部署にまたがっても連携がとりやすく、
会議室に集まらなくても議論が進む

メールのデメリットとして

・メールを送る際の「お疲れさまです」「お世話になります」など
の定型文の入力
・文書や画像の添付の手間
・メールが届いたか、読んだかの確認の電話やそれに伴う取り次ぎで
業務が中断し、集中力が落ちる

などを挙げ、「メールは小さな無駄が意外に多い」とも。

社内にこうしたチャットを導入する企業や団体は
すでに存在し、今後も増えていくことでしょう。

上記に挙げられた「メールのデメリット」は
その通りだと思いますし、

スピード、効率を重視すれば、
より個別でダイレクトな
チャットの導入は当然の流れとも思います。

ただ、チャットによる
パーソナルなやり取りは
県庁内とか企業内とか
内部のコミュニケーションに有効とは思いますが

客先などの社外の伝達、特に
新規の相手ややり取りが頻繁でない場合は
メールの方が心情的にも形式的にも
収まりが良いように感じます。

「内」と「外」の使い分けは必要
だと思うからです。

先日、ある団体の女性部会の会合に参加した際
部会員同士の連絡をメーリングリスト(ML)で行っていて、
少々驚きました。

家族や友人とのやり取りにチャットを活用しているだろうに
部会員同士の連絡にはパソコンのメールでML活用。

チャットが苦手なわたしでさえ
MLを使わなくなって久しく、
煩わしく思うこともあるのですが

依然としてMLを活用しているところもあることが
意外でした。

かたや、県ではチャット導入の記事。

このように
新しい伝達手段がどんどんビジネスの世界にも導入されていく反面
上記のように前時代的と思えるMLの活用が続いているところもあり
ビジネスでの伝達手段・方法は
ますます多様になっていくのかもしれません。

今でも職場や職種によっては
電話やFAXがメインというところもあれば
連絡は電話よりメールを推奨する個人や企業もいます。

結局のところ、
自分の仕事先、客先が
どのような手段での連絡・伝達を主とし
確実に伝わる方法は何かを把握し、整理して、
相手や自分にとってストレスのない伝達手段を
使い分けることが大切と考えます。

とはいえ、
メールが一気に普及していったように
「社外」のやりとりも
いずれはチャットが主流になっていくのでしょうか。

あなたはどう思いますか?

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今週は、敬語に対する考え方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法              < 敬語の問題(3)
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                          観点、立場の違い

接客時の言葉遣いとして
「しますか」と「しましょうか」の
どちらが適切か、について2回にわたっては取り上げてきました。

▼「しますか」と「しましょうか」< 敬語の問題 >VOL.2814

▼「しましょうか」が適切な理由< 敬語の問題(2)>VOL.2815

私の考えは VOL.2815 に述べたのですが、
以前、接客業をしていたという読者の方から
次の意見をいただいたので、紹介します。

<読者からの意見>————————————————

基本的に質問者の方に同意ですが、
1点難しいところだな、と思うところがあります。

それは
その行為を販売員のものとするか
お客様のものとするか、で言い回しが変わるということです。

こればかりは、働く場所や人の考え方によると思います。

販売員の行為とする場合

1)(熨斗紙を)お掛けしますか?
→(熨斗紙を)お掛けいたしましょうか?

2)(熨斗紙に名前を入れるのは)いかがいたしますか?
→ いかがいたしましょうか?

3)(予備の手提げ袋を)ご用意しますか?
→ ご用意いたしましょうか?

販売員の行為はお客様に代わってしている、という観点の場合
これは、贈答品というシチュエーションなので、
お客様が先方に対してどうしたいか、という視点となります。

1)(熨斗紙を)お掛けになりますか?

2)(熨斗紙に名前を入れるのは)いかがなさいますか?

3)(予備の手提げ袋を)ご入り用でしょうか?

私は後者の接客を是としていました。
(読者 H.Mさん)
——————————————————————

上記の2通りの対応は、
いずれも相手に問いかける言い回しですが、
お客様に対してお店の人がどういう立場で対応するかで
言葉遣いが変わることを示していて
私自身も勉強になりました。

一方で、
「しますか」でも「しましょうか」でも
どちらでもいいのでは?
という意見もありました。

客として接客を受ける立場なら
そこまで気にしない、
という受けとめ方も当然あると思います。

ただ、店側の接客を改善・指導する立場であれば
「どちらでもいい」ではなく
「なぜ、この対応の方が適切か」を

販売員に説明し、
販売員全員が理解してお客様に接するよう
指導し、徹底させる必要があります
(販売員の対応がお店のイメージを左右するため)。

今回の質問
お店を指導する立場の方からだったので
私もその点を踏まえて回答しました。

立場によって、言葉の受けとめ方も対応も異なります。

【仕事のメール心得帖】では、
メールをはじめとするビジネス対応での「適切な書き方」を考え、
伝えていきたいと思っています。

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