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今週は、ビジネスメールンについての雑感です。
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仕 事 の メ ー ル 作 法    < メール徒然(4)
◆─────────────────────────────────◆
手段は選べる!

仕事やりとりは
電話か郵送、直接出向く、直接会う
方法しかなかった時代から

ファクスが加わり、

電子メールが加わり

今では社内SNSやメッセンジャーを
使いこなすところも。

瞬時にその場でやりとりできる
Facebookグループやメッセンジャーで
用件が済んでしまうので、
メールを使わなくなりつつある
というケースがある反面

メールより未だに電話の方が
確実に連絡がとれるというケースも。

私も知って驚いたのですが
申込や連絡はメールは不可で、
郵送のみという団体も実際にあります。

Facebookグループやメッセンジャーで事足りるので
メールはほとんど使わないというケースは
客先や取引先との連絡もそれで済む環境にあるのだと
想像します。

でも、地方の中小企業や個人を相手に仕事をしている私は
相手によって実に対応の仕方に幅があり
一律にはくくれないということを日々実感しているので

ファクスによるやりとりも
メールによるやりとりも
消滅するとは、とても思えません。

スピード、合理性という点で
ファクスよりメール、
メールよるいメッセンジャーが
便利であることは誰もが納得するところでしょう。

新しいツールが登場するたび
それを使いこなして
どんどん業務連絡や情報の処理を
スピードアップしていくことも必要です。

でも、
ファクスで事足りている、
メールで事足りているという場合は
必要に迫られない限りは、現状維持でも
問題はないわけです。

数年前に
電子書籍が登場して、紙の本は消滅する
なんてまことしやかにささやかれ
そんな特集の雑誌や書籍が出回りましたが

今、依然として書籍は販売され、消滅してもいません。

でも、読み方の手段として
「紙」だけでなく
「タブレット」で読む、
「パソコン」や「スマホ」で読む方法が増えました。

こんなふうに
仕事のやり取りをするための
ツールや手段もますます増え続け
スピードアップも合理化もしていくのでしょうが

最終的に
自分や、自社のスタイルに合う方法を選び
不都合や問題が発生した時点で乗り換えてく
ということでよいのではないでしょうか。

未だに、ファクスをメインに
仕事のやり取りをしている会社を
「時代遅れ」と揶揄するのは簡単ですが、

メールやメッセンジャーより
結局、これが一番確実なんです
ということであれば、それで十分。

時代の流れに「ついて行く」ことも必要ですが
「守る」「選ぶ」ことも必要ですよね。

◇─────────────────────────────────◇
あ と が き
◇─────────────────────────────────◇

5月19日(金)に
広島の全書店で販売される
新刊があります。

その名も
「きもので酒さんぽ」

テーマは、きものとお酒。

きものとお酒が大好きな
ひろしまきもの遊びの澤井律子さんと

イラストレーターの池田奈都子さん

きもので広島県内の酒蔵を巡り、
その様子を1冊の本にしました。

紹介するのは、広島県内にある蔵元
10蔵。

広島:八幡川
東広島:賀茂鶴、白牡丹、賀茂泉、富久長
呉:華鳩、白鴻
竹原:龍勢、竹鶴
福山:岡亀保命酒

酒蔵の紹介のほか、
蔵元のある街並みやおいしいお店なども
合わせて紹介しています。

西条、音戸、竹原、廿日市の古民家などを
それぞれイメージの異なるきもの姿で
澤井さんと池田さんがそぞろ歩く姿も

バッチリ写真に収めてご紹介しているので
おでかけ用のきものスタイルブックとしても
活用いただけますよ。

そんな素敵な1冊の出版を記念して
澤井さん、池田さんをゲストに迎え
スペシャルバージョンの「しごび トークカフェ」を開催します。

書籍企画の発案から、実際に書籍化されるまでの経緯、
こだわり、見逃してほしくないポイント、こぼれ話・裏話など、
ライブだから聞ける「ここだけの話」を

著者の澤井さんと取材・イラストを担当した池田さんのお二人に、
広島のお酒を片手に、語っていただく2時間です。

★このような方にご参加いただくことをイメージして企画しました。

-  きものや日本酒に興味がある方
-  澤井律子さん、池田奈都子さん、本のことを知りたい方
-  ポジティブな人たちとの会話・交流で刺激を受けたい方

☆————————————————–☆
【しごび トーク・カフェ】スペシャル
————————————–
『きもので酒さんぽ』を出版した
澤井律子さん&池田奈都子さん
☆————————————————–☆

テーマ:「新刊『きもので酒さんぽ』制作秘話!?
わたし達がきもので酒蔵を訪ねたわけ」

日 時  2017年 5月26日(金) 19:00~21:00

会 場  ピースカフェ
(広島市中区 上八丁堀8-23 林業ビル1階)

参加費  4000円(消費税 込)
※新刊『きもので酒さんぽ』を含みます。
※ドリンク付き(広島のお酒もご用意しています)

☆————————————————–☆

ちなみに、蔵元10蔵の取材は神垣が担当しています。
カメラマンと共にときめき全開の取材になったことは
言うまでもありません。

広島の酒蔵を知るためのガイドブックとしても
ご活用いただける内容になっているので
発売日を楽しみにしておいてください!

この回で「しごび トークカフェ」30回を迎えます♪

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今週は、ビジネスメールンについての雑感です。
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仕 事 の メ ー ル 作 法    < メール徒然(3)
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メールによる伝達は消滅するのか

個人とのやり取りのほかに
昨日は企業によっても
メールやITによる対応は様々ということを
書きました。

前々回、前回と
私が体験した事例を紹介したのは

IT化が進んだ現在も
地方だからとか
企業規模の大小に関係なく

目的や状況に応じて
それぞれに異なる対応を求められることが多く
一律な対応というのは
ほぼないに等しい
ということを伝えたかったのです。

一方で、下記のような意見も
目にし、耳にすることが増えています。

業務上のコミュニケーションで
メールを使う頻度がどんどん減っている
という意見です。

例えば
Facebookグループなどを使うと
必要なことをリアルタイムで写真や動画、位置情報として
グループ全体で共有しやすく、

スマートフォンからも処理できるので
いつ、どこにいても対応でき
仕事のやり取りや処理が格段にスピーディーにできる、
と。

だから
ビジネスの場でメールが業務コミュニケーションの中心でなくなる
もっといえば
メールによる伝達は終焉を迎えるであろう
という意見。

私自身も数人のやり取りには
Facebookグループを利用し、
即、連絡したい相手には
メッセンジャーをフル活用しています。

でも、だからといって
ビジネスをするうえで伝達手段としてのメールが
Facebookグループやメッセンジャーに
とってかわられ、消滅していく
とも思えないのです。

あなたは、
ゆくゆくはビジネスメールでのやりとりは
無くなっていく、と思いますか?

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今週は、ビジネスメールンについての雑感です。
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仕 事 の メ ー ル 作 法    < メール徒然(2)>
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企業に感じる対応の違い

昨日紹介したのは、主に個人とのやり取りですが
企業の場合も対応は様々です。

例えば、
取材先の企業が保有する広報用の画像を借りる場合も

「USBをお持ちでしたら、すぐ取り込んでお渡ししますよ」
「では、後ほど名刺のアドレスに画像をお送りしますね」
という企業もあれば

「CDに入れて、後で郵送します」
というところ

「ホームページから必要な画像を取ってもらえますか」
というところまであり、いろいろ。

さすがに、最後のケースは使えないので
なぜ、使えないのか、説明するところから始まり、
いざ、画像を借りようとしたら、
制作会社が持っていて、自社にはない
なんてことも……。

同じ会社でも
ある部門では、紙の資料をPDFにして添付でメール送信してもらったのに
別の部門では、現物を「当社まで取りに来てください」と言われて
対応の違いに戸惑ったこともあります。

自社サイトに明記されている
連絡用のメールアドレスにメール送信しても未達になってしまい、
原稿確認をファクスでやりとりしたケースも。

自社サイトを持ち、メールでやりとりする企業が大半ですが
対応の中身は、企業によって差があり
こちらが恐縮するほど進んでいるところもあれば、
一から説明して、分かってもらいながら進めていく場合もあり

一律の対応は望めないものだということを
日々実感しています。

会社間のやり取りで
こうした対応の差を感じたことはありませんか?

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今週は、ビジネスメールンについての雑感です。
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仕 事 Begin の メ ー ル 作 法             < メール徒然
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メール送信の後で
先日、
複数の取材先に原稿確認を依頼する際
メールで確認用のPDFを送った後、
それぞれの携帯メールやメッセンジャーで
「今、メールでデータを送りました」と連絡する
という状況がありました。

相手の大半が外出していることの多い人達で
自分のウェブサイトに連絡用のメールアドレスを明記しているのですが
メールチェックの頻度が低い。

そうすると、ダイレクトに本人に連絡がつく
携帯メールやメッセンジャーの方が
確実なわけです。

だから、メール送信した後
送ったことを改めて伝えることになる。

ひと昔前に
メール送信した相手に、電話で
「今、メールを送りましたから」と
わざわざ電話していた時代があったことを思い出し、
少しおかしくなりました。

あなたの周りでもこういう現象
起きていませんか?

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【しごび】 の お す す め
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本でも、電子書籍でも、アプリでも!
お読みいただけます。

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今週は、人名、地名、社名などの誤字についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法   < 固有名詞の間違い(5)
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読者の体験談

今週の「間違いやすい固有名詞」というテーマに寄せられた
読者の方の体験談、失敗談をご紹介します。

< 読者からのお便り-1>——————————————-

「渡邊」と「渡邉」と「渡辺」と「渡部」
は、書き方4種だけでなく、読み方も「わたなべ」「わたべ」
両方がありえますので、注意しています。

「さいとう」もそうですが、メールの返信で、送信者側の文字が小さく
「邊」と「邉」が読み取りにくい場合は、
送信者側の文字をコピーペーストして、間違いないよう心がけています。

(読者 T.Mさん)
——————————————————————
確かに、表記も読みも異なる姓なので
確認が必要ですね。

< 読者からのお便り-2>——————————————-

固有名詞の失敗談です。

仕事仲間に「舩津(ふなつ)」さんという方がいます。
最初に出会ってから約1カ月間は、彼へのメールで、
「船津さん」と書き続けていました。

本人は間違いを指摘してくれず、第三者が指摘してくれました。
私には「舩」を見ても、脳で勝手に「船」に変換していました。
「フネ」には「舟」と「船」の2種類しかないと思っていたので、
よい勉強になりました。
(読者 Y.Nさん)
——————————————————————
私も「舩倉(ふなくら)」さんという知り合いの名前を
ずっと「船倉」で連絡していて、本人からの年賀状で
字の間違いに気付いた経験があります。

「舩」という字は盲点ですね。
漢字変換でも「舟」「船」が候補に挙がるので
気がつきにくいと思います。

< 読者からのお便り-3>——————————————-

ラジオ番組で読者投稿を読んだ後
「○○市のトウカイリンさんから」とアナウンサーが紹介したところ、
抗議の電話がいっぱいかかってきたそうです。

「東に海に林はショウジと読むのだ。東海林太郎を知らんのか」
でも、読まれたはがきには氏名に振り仮名が打ってあり、
さらにはご丁寧に「ショウジではありません」とまで
書いてあったそうです。

こんなことでわざわざ電話する奴がおるんやなー、と思いました。
「思いました」というのは実はたまたまその放送を聞いていたから。
アナウンサー氏は「お叱りの電話を頂戴しましたが、
はがきにトウカイリンと読みますと書いてありましたので・・・」
と釈明(?)していました。

その後勤めた会社で「トウカイリンさん」という先輩にも巡り合いました。

(読者 O.Hさん)
——————————————————————
これは、元NHKのニュースキャスター
宮崎緑さんの本にも取りあげられているエピソードだとか。

私は毎週、週刊文春で東海林さだおさんの漫画を愛読していて、
「ショウジ」以外の読み方はないものと思っていましたが
「トウカイリン」と読む姓の方もいるということですね。
知りませんでした。

このように名前を含む固有名詞の表記や読みは
日本固有のものでもあり、
思い込みや曖昧な記憶のまま書かずに
その都度、確認していくしかないように思います。

パソコンの漢字変換をうのみにせず、
辞書登録したり、アドレス帳に保存したりして
間違いを防ぐ工夫の積み重ねも必要ですね。

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今週は、人名、地名、社名などの誤字についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法   < 固有名詞の間違い(4)
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間違いやすい地名

今週は、間違いやすい固有名詞と
間違えないための対策を取り上げています。

名前のほかに、地名も
入力の際に注意を要するものがあります。

例えば
島根県大田市。

「おおたし」で入力すると「太田市」で変換されますが、
太田市があるのは群馬県です。

島根県大田市は「おおだし」と読みます。

わたしはこの違いを知らず、
先日、大田市内の企業へ取材に向かうとき
地図検索で「おおたし」と入力していて
読みの間違いに気付きました。

岡山県井原市は
「いはらし」ではなく「いばらし」。

「いばらし」で入力すると「井原市」と変換されますが、
「いはらし」では「井原氏」「伊原氏」と人名として変換されます。

山口県下松市は
「しもまつし」ではなく「くだまつし」。
「しもまつ」で入力しても「下松」と変換されますが、
正しい読みは「くだまつ」です。

このように、
読みを間違えたまま入力すると
本来とは異なる文字で変換されたりするので
注意が必要です。

地名の読みが分からない場合は
共同通信社の「記者ハンドブック」
に「全国の市名・区名」の一覧が掲載されているので
確認してみましょう。

広島には「廿日市市」と書いて
「はつかいいちし」と読む市があります。

「廿日市」までが市の名前で、さらに「市」が付くのですが
入力する際に「市」が続くので、最後の「市」の入力を忘れがちです。

余談ですが、先日、
廿日市市にある「原」という地域の建物を取材したのですが、
「廿日市市原」と記事にすると
「原」ではなく「市原」と間違えるケースがあるので
「廿日市市 原」と「原」の前を半角空けて表記してほしい
と取材先から要望がありました。

しかし、編集部では
他の記事と表記を統一する必要があり、
最終的に「廿日市市原(はら)」と
「原」に読みを入れることになりました。

このように、
書く側が想定していない
読み方をされるケースもあるので

間違われずに読まれる表記の工夫も
時として必要です。

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