今週は、言葉の表記の区別の仕方についてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法 < 言葉の書き分け(2)>
◆─────────────────────────────────◆
「からい」「つらい」の書き分け
—————-
とても辛いです。
—————-
この一文に使われている
「辛い」も
「からい」と「つらい」と二通りの読みがあります。
「とても辛いカレーでした」という文であれば「からい」、
「とても辛い経験でした」という文であれば「つらい」
と文意から区別して読むことができますが
冒頭のような文例だと、判断がつきません。
新聞の統一表記では
「からい」は「辛い」と漢字で表記し、
「つらい」は平仮名表記で統一しています。
パソコンでは「からい」と入力しても
「つらい」と入力しても
「辛い」が変換候補に出てきます。
自分は「つらい」と訴えたいのに
相手は「からい」と読んでいた
というのでは、少々つらいので
「辛い」と「つらい」の書き分けを
お勧めします。