今週は、硬い文章をやわらかくする工夫についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 漢字表記を読みやすく(2) >
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漢字の比率を意識する
今週は、漢字を仮名に開くと
文章の印象がどのように変わるかを
例を挙げながら紹介しています。
文章で使う頻度の高い助詞や助動詞も
仮名書きにする方が
文中の漢字比率が少なくなります。
助詞・助動詞が漢字で表記されている下記の一文を
仮名で書き換えてみましょう。
例)倉庫があるのは、それ程便利で無い場所の様です。
↓
倉庫があるのは、それほど便利でない場所のようです。
程 → ほど 例)3日ほど前、多ければ多いほど、
無い → ない 例)危険な場所には行かない。
改善しない
様 → よう 例)特例のようです。
言いようがない
このほか
位 → くらい・ぐらい 例)20人ぐらいの参加者
もあります。
「余程の事が無い限り」という言い回しも
「よほどのことがない限り」と漢字より仮名書きにする方が
読みやすくなります。
特にメールの場合は
字と字の間、行と行の間が詰まっているので
画数の多い漢字の比率が高まるほど
文全体が余計に詰まって見えます。
文中の漢字と仮名のバランスを意識して
不要に漢字が増えていないか、チェックしてみましょう。
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