今週は、気をつけたいメールの敬語の使い方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < うっかり敬語(2)>
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先輩の代理で返信

今週は、うっかり間違えてしまいがちな
敬語について取り上げています。

下記は、同じ課の先輩の作業が完了したことを
代理で取引先に連絡する際のメールの文面です。

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先日、佐藤先輩よりご連絡させていただきました件に関しまして、
ただ今作業が完了いたしましたので、取り急ぎご報告いたします。
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相手に伝えたい用件は
佐藤先輩から連絡していた案件の作業が今終わった
ということです。

「いただきました」「いたしました」という言い回しを整理して
下記のようにまとめました。

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佐藤に代わり、高橋がご連絡いたします。
先日、佐藤からご連絡しておりました作業ですが、
ただ今、完了いたしました。
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ポイントは、
返信の冒頭で、これまで先方とやり取りしていた
先輩の代理で自分が連絡する旨を伝えることです。

このとき、社内で先輩に当たる人でも、
社外の相手にとっては、同じ会社の社員なので
「先輩」という書き方はせず、「佐藤」とします。

「取り急ぎ」を添えるとしたら「高橋がご連絡いたします」
の前が考えられますが、なくても差しつかえないと思います。

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