今週は、メールで使える気の利いた言い回しを紹介します。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 仕事に使える大和言葉(3)>
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断るしかないときに
「やむなく」
やむを得ない、仕方がないという意味の言葉で、どうしようもない状況に
使うことが多いのが「やむなく」です。例えば……
都合や事情があり、参加や人からの誘いを断らなければならない。
そんなとき、「どうしてもだめで」では説得力がなく、かといって
「ちょっとその日は…」という曖昧な断り方もすっきりしません。
そのようなときは、参加できない理由を挙げたうえで、
「やむなく」を使うと、相手にも断る事情が伝わります。
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社内行事と日程が重なっており、今回はやむなく欠席いたします。
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「やむなく」を用いることで、「どうにも都合がつかないので、
やむを得ず諦めた」という心情が伝わります。
断りを入れる場合も「やむなく」を使うことで、「残念ながら」という
意味合いを添えることができます。
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早々に定員に達し、やむなく申込みをお断りした次第です。
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いろいろ事情があり、なんとかしたくてもどうにもできない状況を伝える
ときに適した言葉が「やむなく」です。
※参考 「やむなく」と意味を同じくする言葉
▼「心ならずも」< 大和言葉の活用 > VOL.2724
7冊目の著書「仕事で差がつく言葉の選び方」刊行。
ビジネスに使える大和言葉を紹介しています。
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