今週は、読者の方からのご意見を紹介します。
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仕 事 の メ ー ル 作 法        < 最適な伝達方法とは?  その後 >
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読者の意見から(2)

VOL.3019で私がやり取りをした相手との事例を挙げ
「日々の仕事のやり取りで、相手とのスピード感や対応力の違いを感じる
ことはありませんか?」というテーマでメールマガジンを配信したところ、
その後も読者の方から様々な意見をいただきました。

興味深い内容だったので、順不同でご紹介します。

<読者の意見>——————————————————

『自分と同じ感覚、スピード感の人』とありますが、そんなのは極一部の人
のみです。そういう人がいれば、幸運だ、と割り切った方がいいと思います。

疲弊・消耗するのは、自分が相手に期待しているか、自分自身が相手にはっ
きりとさせないからではないのでしょうか。

仕事が欲しければ、仕事と割り切り、疲れないように自分を訓練する
(これは、仕事だ、仕事のうちだ! と言い聞かせ自分を鍛え、仕事と割り
切り、携帯打ちも練習するなど)。

そんな相手と仕事をしたくないのなら、自分が希望する伝達手段を告げ、断
られたら終わり。または、期限をはっきり書いて(言って)、「それまでに
返事を頂けないなら、・・・です」と自分で先に結果を決めてしまう返事を
既にする。

私がよく使うのは、
「○日の午後6時まで返事を頂けないようでしたら、○○のように判断します
のでお返事は必要ありません。」

もちろん温かさのある文章を使わなければなりませんし、相手に特になったり、
魅力があるようなオファーをすることも大切です。

このようなやり方ですと、意外にお客さまは返事をくださるものです。
「返事が必要ない」と書いてるにも関わらず。

ご参考まで。
(読者 Rさん)
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ご意見ありがとうございました。
私の筆力が足りず、誤解を招く書き方になっていたようです。

最終的に、私はその仕事が欲しくなかったので、相手に事情を伝え、礼を尽
くしてお断りしました。残念ながら「仕事と割り切って」も、したい内容で
はなかったのです。そして、私自身は疲弊も消耗もしていません。

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【しごび】 の お 知 ら せ
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