今週は、表記の違いについて取り上げます。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 漢字か、平仮名か >
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「いたします」か「致します」か
読者から、次の質問がありました。
<読者からの質問>—————————————————-
「いたしました」は漢字と平仮名とで使い分けがあるのでしょうか。
(読者 Y.Nさん)
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私の場合の表記の基準は、「する」の謙譲語「いたす」として使う場合は平仮
名表記にしています。
共同通信社「記者ハンドブック」では、「致し方ない」「不徳の致すところ」
などの慣用句には「致す」を用いています。
漢字表記にしても差し支えないのかもしれませんが、「~いたします」「~い
たしました」は日常的によく使うため、漢字表記にするより平仮名表記に開く
ほうが字面が和らいで見え、特にメールの文面では読みやすいと思うからです。
同じ理由で「~ください」も平仮名表記にしています。
「下さい」と「~ください」の意味の違いについては、バックナンバーで取り
上げているので、参考にしてください。
▼「下さい」と「ください」< 漢字か、かなか?(3)>VOL.1838
今週はこのように、意識して平仮名で書くほうが好ましい言葉について取り上
げます。
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