今週は、「大丈夫」の使い方について取り上げます。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 気になる「大丈夫です」問題 >
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「大丈夫です」で意思表示
昨日は、大阪地域をを中心に「大丈夫」がいつも以上に使われた日だったので
はないでしょうか。
当メールマガジンのバックナンバーの検索で、昨日アクセスが多かったのが、
下記の内容でした。
「大丈夫」とは、しっかりしていて、危なげがない様子のこと。
もともと、立派な男子という意味から、強くてしっかりしている様や、間違い
がなくて確かな様を意味するようになりました。
例)重い荷物を載せても大丈夫です。
食べても大丈夫ですか?
彼に任せておけば、大丈夫です。
しかし、本来の意味に加えて、最近ではYes・No、要・不要、可能・不可能と
いう意思表示にも使われています。
例)お飲み物はアイスコーヒーで大丈夫ですか?
はい、大丈夫です。(アイスコーヒーでOKです)
いえ、大丈夫です。(飲み物のお気遣いなく)
例)領収書は大丈夫ですか?(要りますか)
領収書は大丈夫です。(領収書は要りません)
例)当店の対応はいかがでしたか?
ええ、大丈夫でした(良かった)
例)そろそろ休憩しましょうか?
まだ大丈夫です(まだ休憩は必要ありません)。
ええ、大丈夫です(そうですね、休憩しましょう)。
このように、「大丈夫」のひと言に意味が集約されるため、会話では使い勝手
がよく、広まっていると思われます。
ただ、「大丈夫」だけに頼りすぎると、誤解や行き違いを招く事態も。
では、どのような点に気をつけたらよいのでしょう。この続きは、明日。