今週は、メールとLINEの伝達方法の違いについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法                   < メールとLINEの間(2)
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会話のように書く

通常のメール対応の感覚で、LINEやメッセンジャーに文字を入力すると、1回
の投稿が長くなる……と感じているあなたは、きっと私と同世代。

用件を伝える際、5W1H(いつ・どこで・だれが・なにを・なぜ・どのように)
あるいは5W2H(5W1H+いくら)を意識して、用件を整理して書く習慣が付いて
いるからだと思います。

例えば、友人とランチの約束をする場合でも

6月30日(土)に○○の店でどうですか?
12時以降だと混むので、早めの11時半ににしましょう。
現地集合ということで、着いたら先に店内に入っていてくださいね。

といった具合。パソコンメールでは3行程度ですが、LINEやメッセンジャーの場
合は1行が13~15文字のため、倍の6行になってしまいます。自分では少なめに
文字を打ったつもりでも、結果的に自分のメッセージ部分(吹き出し)の文字
量は多くなります。

ところが、10代、20代の自分の子どもたちのやり取りを見ると

ランチいつにする?

明日は?

明日はムリ。

じゃ、あさっては?

いいよ。

どこにする?

袋町の○○は?

いいね。

何時にする?

混むといけないから、11時半くらい?

といった具合に、文字を打ちながら決めていく感じ。事前に考えをまとめ、書
いて伝えるというより、その場その場で考え決めていて、限りなく会話に近い
やり取りです。

即時対応だから文が短くなるのか、文が短いから即時対応しやすいのか……

いずれにせよ、私のように「まとめて書く」派とは明らかに異なる感覚のよう
です。

 

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