甘えることはできずとも
 甘えさせることは
 できるようになるもので・・・

 幼い頃から、なぜか父親と話すのが恥ずかしく
 無邪気に父に甘えることができないまま
 大人になってしまいました。

 人並みに親子の会話ができるようになったのは
 わたしが結婚して子どもが生まれてからでしょうか。

 父親に甘えることなく
 父親から甘えさせてもらった記憶もないまま
 半世紀。

 このたび父が2カ月近く入院し
 毎週末、母と交代で付き添いを続けてきて
 やっと父を甘えさせられる娘になりました。

 入院当初から寝たきりの状態が続き
 最初はできなかった下の世話もできるようになり
 記憶や順番が時折飛んでしまう父の話し相手をしながら

 足の指の形、小さいのに厚みのある手
 痛くても痛いと言えず我慢してしまう性格……
 とまあ、実によく似ていることよ
 と改めて気づくことも多く。

 81歳の誕生日を病室で迎えた父ですが
 昨日、リハビリ専門の病院へ転院し
 はりきってリハビリに励んでいるらしく
 安堵しているところです。

 7月の豪雨災害と入院が重なり
 交通が寸断された呉へ広島から通うのに
 いろいろと気をもみましたが
 なんとか一区切り。

 あっという間に
 平成最後の夏が終わりそうです。

 土日の大半を病院で過ごしてましたが
 朝、実家で鳥の声とともに目覚める瞬間が
 至福のひと時でした。

「神垣あゆみメールマガジン」 VOL.3138 あとがき より

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