昨日は、広島県三原市で「快画塾」を開催しました。

 参加者は全員、お隣の尾道の方々。
 そして、皆さん、名前が芸名みたいな方たちばかり。

 一人、ボーイッシュな若い女性がいて
 てっきり学生かと思いきや、2児の母。
 下の子の出産で里帰り中とのことで
 お子さんを実家に預けて、参加してくださいました。

 子どもが寝静まってから
 100均で調達した画用紙やサインペンで描いている
 という絵を見せてもらったのですが
 模様のようで、すご~くユニーク。

 彼女曰く「なんか隙間を埋めたくて」。

 2人の子どもの世話に追われていると
 一人で画用紙に向かってもくもくと描いている時間に
 自分を取り戻せる、と。

 わたしも20数年前、娘たちが幼い頃
 そんな時期があったことを思い出し
 胸がきゅんとしました。

 わたしの場合は、絵ではなく文字でした。
 妊娠・出産で仕事を離れていた一時期
 ちょっとした読者アンケートにもびっちり文章を書きこんでいた
 ことがありました。

 そうやって文字を書きまくって
 やりたいことがやれない自分の満たされない思いを
 埋めていたように思います。

 子どもや子育てが嫌なのではなく
 育児に追われて自分を失っていくような気がしていて
 焦っていました。

 大げさな表現かもしれませんが
 「渇望」という言葉がぴったり当てはまる。

 彼女もそんな気分なのかも、と感じたのと
 でも、彼女が描く絵がとても面白く
 自分の創造力で昇華できていることが素敵だと思いました。

 「快画塾」を開催していると
 こんなふうに「描く」ことを通して
 はっとするような人との出会いがあります。

 それも主催する楽しみになっています。

 ▼8月21日開催の「快画塾」三原クラスの様子はこちら
 

 ▼次は9月14日(土)の福岡クラスです。
 

「神垣あゆみメールマガジン」 VOL.3371あとがき より
▼「書く」のが本業ですが、「描く」面白さを伝えるワークショップも開催