先週の土曜は、2020年初の「快画塾」ワークショップを福山で開催しました。

今回、参加者の中に、病気のため長い間、文字と絵が描けず、昨年、手術をし
文字は書けるようになったので、絵を描くことを楽しみたくて
と、申し込んでくださった方がいました。

私にとって初めてのケースだったので、内心ドキドキしていたのですが、
結果、数十年もブランクがあったとは思えない、なめらかなペン運びで
絵が生まれ、わたしの方が感動してしまいました。

もうお一方、子どもの頃、自分の絵を
絵が上手いきょうだいにけなされてから、絵を描くのが嫌になり、
遠ざかっていた、という参加者がいました。

彼女も1枚ずつ描き進めるうちに、目が輝いていくのが分かるんです。

ワークショップでは、参加者が描いた絵を
講師が評価したり、比べたりしません。
皆で一緒に描いて、一緒に変化を「観察」します。

描いているうちに起きる「変化」に気づくのは自分自身。

不思議なことに、本人以外はみんな気づいてるのに、
本人が気づいてないというケースも
(わたしが参加者だったときはこのタイプでした)。

参加者の中には、夫婦や親子で参加してくださる方もいます。

家族で参加すると、絵を描くことを通し
相手の意外な(新しい)一面を発見することもできるので
おすすめです。

今回の福山での初ワークショップは
ワークショップ終わりの記念写真の、みんなのいい笑顔が
わたしには何よりうれしかったです。

▼1月25日開催「快画塾」福山クラス 参加者感想はこちら

次回は尾道、続いて岡山でも開催します。

▼尾道クラス
2月1日(土)13:30~16:30

▼岡山クラス
2月23日(日)13:30~16:30

「仕事のメール心得帖」 VOL.3472 あとがき より

▼「書く」のが本業ですが、「描く」面白さを伝えるワークショップも開催