今週は、言葉についてのあれこれです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法   < 言葉の雑学
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                             数え方

 今週はいつものメール作法から少し離れて、言葉についての雑学を
 あれこれ集めてご紹介します。さらっとお読みください。

 さて、来週はもう新年ですが、お正月にちなんだ風物の数え方を
 今日はご紹介しましょう。

 お正月といえば、やっぱりコレ!
 「鏡もち」。おせちを入れる「重箱」もありますね。
 鏡もちや重箱を数えるときは「重ね」を使います。
 そう言えば、鏡もちのことを「お重ね」とも言います。

 「琴」の音色もお正月らしいですよね。
 琴は「張り」または「面」と数えます。
 胴に十三の弦を張ったものが琴ですが、
 「張り」も「面」もその形態からきた呼び名かもしれません。

 初詣に晴れ着を着るかたもいます。
 「着物」は「一枚、二枚…」と数えますが「一点、二点…」とも。
 紋付はかまの「はかま」。数え方は「腰」です。
 ちなみに「足袋」は、左右一組で「一足」と数えます。

 最近、あまり見かけませんが、お正月の遊びといえば凧あげがありますね。
 「凧」の数え方は「枚」または「連」。
 連凧は「連」と数える方がしっくりきますね。

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今週は、読者のかたからいただいた質問にお答えします
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法   < 読者からの質問(5)
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                        読者からのメール

 <読者からの質問>————————————————

 神垣さんはファンメールをお受け取りになる側として、
 こういうのはNGとか、もらいたくないメールとかございますか?

 また、逆にこういうのは何度もらってもうれしいとか、
 ぜひ会ってみたい~なんてこともあるのでしょうか?

読者 すみれ 様
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 初めてのかた、よくお便りをくださるかた、いろいろですが、
 読者のかたからのメールはうれしく読んでいます。

 書き間違いや内容についての鋭いご指摘、ご意見もいただきますが、
 私自身が気づかなかったことも多いので、ありがたく受け止めています。

 このメルマガの内容が「役に立ちました」「勉強になりました」という
 メールが一番うれしいですね。

 時々お便りをくださる常連の読者さんからのメールで、
 感想や近況が書かれたあと「返信は不要です」と添えられたメールも、
 うれしいメールの一つです。

 読者のかたからのメールにはできるだけ返信しているのですが、
 仕事に追われて配信が精一杯ということもあります。
 そんなとき、こうした気遣いのメールをいただくと、
 申し訳ないと思いつつ、すごくうれしくありがたいです。

 会ってみたいと思う読者のかたはたくさんいます。
 実際にお会いした読者さんもいます。
 メルマガを配信していて良かったなと思うことは、
 読者の皆さんと交流できることです。

 今年は【しごび】読者の集いが十分に開催できませんでしたが、
 来年はまた定期的に開催し、交流の機会を持ちたいと思っています。

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 【しごび】 の お す す め
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 明日から発送します!

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        筆文字カレンダー2008 【 言の葉 】
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 「待ってました!」と毎年、心待ちにしてくださっているかた
  お待たせしました! 今回も力作です。

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今週は、確認や依頼をするときのメールの書き方です。
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仕 事 の メ ー ル 作 法   < 打診のメール(5)
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メルマガ相互広告の依頼

メルマガの相互広告の依頼をよくいただきます。
先日、いただいた依頼メールが心に残ったので、ここでご紹介します。

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件名:メルマガ相互紹介のお願い

本文:神垣様

はじめまして。
私は、○○○株式会社の◇◇と申します。

私どももささやかながら自社配信のメルマガを発行しております。
「□□□□ニュース」というもので、
私はそのメルマガの編集者を務めております。

現在の登録者数は約6000名、医師、看護師の方々を
中心に、幅広い読者層を持っております。

当社では日々読者の役に立つニュースを探しており、
月に数回、「おすすめメールマガジン」というコーナーも
設けています。
弊誌読者が興味をもちそうなメルマガを、常日頃
「まぐまぐ」などのメルマガスタンドで探しています。

今回「仕事美人のメール作法」をまぐまぐにてお見かけしたのですが、
とても勉強になる内容ですね。個人的にも興味をひかれました。

それで、もし、貴誌で「相互紹介」が可能でしたら
ぜひ、お願いしたいと思い、
不躾ながらメールをお送りした次第です。

相互紹介をご承諾いただけるようでしたら、
貴誌のご紹介文とメルマガ登録先のURLをお送りいただけないでしょうか。
追って弊誌での掲載日をご連絡いたします。

弊誌メルマガのバックナンバーはこちらです:
http://www.XXXXXXXXXXXXX

ご検討いただけたら幸いです。 どうかよろしくお願いいたします。
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<打診のポイント>

・相手の名前を明記する。
常識的なことですが、メルマガ相互紹介の場合、省いていることが多い。
「メルマがご担当者様」とひと括りにしていることもある。

・自分や配信しているメルマガについて紹介。
部数や読者層、バックナンバーなど、具体的に情報提供。

・相互紹介を依頼したいメルマガについての感想。
コレを省いている人がとても多い。

・「相互紹介」が可能かどうかを打診。
まず相手の意向を聞くことが大切。この過程を省く人もとても多い。

・相互紹介可能な際の今後の段取りについて触れる

例えば、人の敷地に自分の車を駐車させてもらう場合。
先に車を乗り入れて、「駐車させてください」と頼むでしょうか。
駐車する前に相手に尋ねるのが常識的なマナーです。

メルマガの相互紹介にも同じことが言えると思うのです。
相手の意向も聞かず、勝手に紹介文を送ってくる人を
私は快く受け入れることができません。

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今週は、確認や依頼をするときのメールの書き方です。
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仕 事 の メ ー ル 作 法   < 打診のメール(4)
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仕事の依頼

初めて仕事を依頼するときも、すぐに依頼ではなく
まずは引き受けてもらえるかどうかの打診から始めます。

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件名:取材のお願い

本文:○○様

はじめまして。
私は月刊「◇◇◇◇◇◇」編集部の▽▽と申します。
THE プロフェッショナル広島掲載の○○様のページを拝見し、
ご連絡いたしております。

私どもでは、技術者を対象に転職情報を提供する
月刊誌「◇◇◇◇◇◇」を発行しております。

このたび、編集記事で広島県の企業取材を行うことになり、
広島市にある△△△△社のお話を伺いたいと考えております。

つきましては、○○様に取材・執筆をお願いできないでしょうか。
詳細については添付の資料をご覧ください。

このたびの取材対についてお力添えいただきますよう、
ご検討をお願い申し上げます。

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<打診のポイント>

・仕事を依頼するにあたり、なぜ、相手のことを知ったか
という理由を書き添えると安心感が増す。

・自分の素性を明らかにする(URLがあれば表示)。

・依頼したい仕事の内容に触れ、詳細は資料やURLで知らせる。

・「ご検討をお願い申し上げます」と、対応が可能かどうかの判断を
委ねる

・自己紹介 ⇒ 仕事内容 ⇒ 可否の判断 という運びで文章を展開する。

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今週は、確認や依頼をするときのメールの書き方です。
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仕 事 の メ ー ル 作 法          < 打診のメール(3)
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                           催促・督促

期日を過ぎても連絡や入金がない。
困りますね。

そんなときのメールでは、感情はまず抑え、
責め口調ではなく、確認することから始めましょう。

相手に「気づかせる」文面にするのがポイントです。

振込みの確認のほか、納品や提出が期限を過ぎている場合の催促にも
応用できます。

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件名:◇◇の制作費請求について

本文:○○様

いつもお世話になります。▽▽です。

このたびご依頼がありました◇◇の制作費
について確認させてください。

△月△日付けにて請求書をお送りしたのですが、
お手元に届いておりますでしょうか?

×月×日の時点で、入金が確認できなかったため
今一度、請求書についてご確認をお願いする次第です。

恐れ入りますが、ご対応のほど
よろしくお願いいたします。

もし、本メールと行き違いですでにご入金いただいておりましたら
失礼をお許しください。

取り急ぎご連絡まで

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<打診のポイント>

・件名で具体的に確認したい内容を挙げる。

・「◇◇の制作費」「△月△日付け」など、 案件や日時を明確に記述。

・「お手元に届いておりますでしょうか?」と、まず打診。
 実際に手元に届いてないことも考えられるので、最初から決めつけない。

・届いていても、何らかの事情で対応が遅れていることもあるので
「ご確認をお願いする次第です」と、今一度の確認を相手に促す。

・行き違いで、すでに入金されている場合もあるので、
 その点も想定した一文を添える。

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今週は、確認や依頼をするときのメールの書き方です。
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仕 事 の メ ー ル 作 法   < 打診のメール(2)
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返信の確認

送ったはずのメールに返信がない。相手からの返信を待っているのだが…

そんなときも焦らず騒がず、まずはメールが届いているかどうかの打診で
始めると角が立ちません

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件名:△月△日にお送りしたメールについて

本文:○○様

いつもお世話になっております。▽▽です。

△月△日に、××社◇◇様へのご紹介をお願いしたい旨のメールを
お送りしたのですが、届いておりますでしょうか。

もし、未送信でしたら、改めてお願いのメールをお送りしますので、
お手数ですが、ご連絡いただければ幸いです。

すでにメールをお読みいただいており、
ご対応が難しいようでしたら
◇◇様をご紹介いただく件は今回は見送ろうと思います。

ご多用のところ、お手を煩わせて恐縮ですが
ご確認のほど、よろしくお願いいたします。

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<打診のポイント>

・件名には、メールを送った送信日を明記。

・本文では、送ったのがどういう内容のメールか簡単に触れ
届いているかどうかを打診
(実際に、送信ミスで届いていないこともあるので)。

・メールが相手に届いていて、
何らかの問題があり、返信しないことも想定される。
そのような場合も相手を責めず、深追いしない。

・あくまで、メールが届いているかどうかの確認に留め
相手の返事を待つ姿勢で文章をまとめる

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