今週は、間違いやすい漢字表記についてです。
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仕 事 ‎の メ ー ル 作 法                             < 漢字の使い分け(4)>
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                    じったい・しょうたい・じたい

パソコンの自動変換に頼っていると、つい見逃してしまう漢字の間違い。
同じ読みでも表記によって意味合いが異なる漢字について
今週は取り上げています。

同音の漢字は字の違いに気づきにくいので、特に注意が必要です。

▼実態・実体

実態=実際のありさま・状態
「経営の実態を知る」
「働く女性の実態調査」

実体=本質、正体
「実体経済」
「彼の実体がよく分からない」

▼生態・生体

生態=生物が生活している状態、社会生活における人のありのままの姿
「生態系」
「イノシシの生態調査」
「サラリーマンの生態」

生体=生きているままの体
「生体肝移植」
「生体実験」

▼事態・自体

事態=事の成り行き
「緊急事態」
「事態の収拾を図る」

自体=それ自身
「計画自体に問題がある」
「メンバー自体は乗り気だが」

※「実態」「生態」「事態」の「態」は文字通り「状態」を表す
「実体」「生体」「自体」は「そのもの」を指す

 
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今週は、間違いやすい漢字表記についてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法             < 漢字の使い分け(3)
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                              きせい

パソコンの自動変換に頼っていると、つい見逃してしまう漢字の間違い。
同じ読みでも表記によって意味合いが異なる漢字について
今週は取り上げています。

同音の漢字は字の違いに気づきにくいので、特に注意が必要です。

▼既成・既製

既成=既にできあがっていること
「既成事実」
「既成概念にとらわれず」

既製=作ったもの、すでに商品としてできあがっているもの
「既製服」
「既製品で間に合わせた」

※上記は「成る」と「製(=つくったもの)」の違い

▼規制・規正

規制=規律を立てて制限すること
「政治資金を規制する」
「生活を規制する」
「交通規制」

規正=特別用語 規則に従って悪い点を正し改めること
「政治資金規正法」
「不均衡を規正する」

※上記は「制する」と「正す」の違い

 
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 今週は、間違いやすい漢字表記についてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法             < 漢字の使い分け(2)
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                          つとめる・つかう

パソコンの自動変換に頼っていると、つい見逃してしまう漢字の間違い。
同じ読みでも表記によって意味合いが異なる漢字について
今週は取り上げています。

▼務める・努める・勤める

務める=役割や任務を行う
「司会を務めることになりました」

努める=努力して事を行う
「一層のサービスに努めてまいります」

勤める=勤務する、職に就く
「管理栄養士として病院に勤めています」

▼使う・遣う(使い・遣い)

使い=一般用語 原則として「~をつかう」のように主に動詞に使用
「お使い立てして、申し訳ないです」
「気を使う相手」
「お金の使い道(途)を考える」

遣い=特別用語 原則として「~づかい」のように主に名詞に使用
「言葉遣いが気になる」
「お気遣い、ありがとうございます」
「金遣いが荒い」

※使い物・遣い物
使い物=使って役に立つ物
「壊れて使い物にならない」

遣い物=進物
「お遣い物にしたいのですが」

 
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今週は、間違いやすい漢字表記についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法       < 漢字の使い分け
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おさえる・おす

パソコンの自動変換に頼っていると、つい見逃してしまう漢字の間違い。
これまでも何度か紹介してきましたが、
今週は改めて、同じ読みでも表記によって意味合いが異なる漢字について
取り上げます。

▼押さえる・抑える

押さえる=物理的におさえる、確保すること
「会場を押さえました」
「要点を押さえて説明する」
「目頭を押さえる」

抑える=抑制する、くいとめる、こらえること
「このプランであれば、制作費を抑えることができます」
「抑えが利かない状態」
「涙を抑えて答える」

▼押す・推す

押す=力を加える、引くの対語
「自分が苦手なことを人に押し付けるなんて」
「病気を押して出席」
「自分の意見を押し通す」

推す=推薦、推測、推進すること
「次期会長には彼を推すつもりだ」
「相手の気持ちを推し量る」
「事業を推し進める」

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今週は、メーリングリストについて取り上げます。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法       < MLの留意点(5)
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                       読む側・送る側の注意

 やりとりが活発なメーリングリスト(ML)に参加すると
 とびかう大量のメールについていけない
 という声も耳にします。

 読みこなす秘訣は
 「ためない」ことに尽きると思います。

 後でまとめて読むより
 1日に1回以上、読む時間をとって対応するほうが
 「読めない」メールもストレスもため込まずに済みます。

 初歩的なことですが
 メールソフトの振り分け機能を使って
 ML専用のフォルダに振り分けるようにしておくだけでも
 手間や煩わしさから解放されます。

 ▼ 不要なメールを送らない努力を
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 一方、送る側の注意としては

 ・返信先の確認
  MLのメールに返信すれば、当然ながらMLに届きます。
  特定の相手に返信したつもりでも、ML参加者全員の目に触れる
  ことを忘れずに。
  個別にメールするときは、相手のアドレスに直接メールします。
  この区別を明確にしておきましょう。

 ・誤送信
  手元がすべって、返信ボタンを押してしまったり
  書いている途中のメールを送信してしまう
  という間違いは誰にもあります。
  誤送信をしたときは慌てず騒がず、
  しかし、確実に訂正メールを追って送信しましょう。
  参加人数が多いMLでは誤送信の数も人数に比例するので
  一人ひとりが誤送信をしないよう気を配りたいものです。

 ・全員が読むことを意識する
  MLは参加者同士で情報を共有したり、意見交換を楽しむ場です。
   露骨な商行為
   十分な下調べのない安易な質問
   読み手を不快にする感情的な内容 など、
  「人の迷惑」になるような投稿は避けたいもの。
  参加者全員が気持ちよくやり取りできる場を作りましょう。

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今週は、メーリングリストについて取り上げます。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法       < MLの留意点(4)
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                           流れを読む

 メーリングリスト(ML)では、誰しも
 自分の投稿を読んでほしい
 反応がほしい
 と少なからず思っているもの。

 それには
 しっかりした意見や主張をし
 投稿の中身の充実を図ることと同じくらい

 MLの流れを読み、タイミングを見極めて
 投稿することも見逃せないポイントです。

 あるテーマや話題で盛り上がっているときに
 そこから離れた別の話題を突然投稿しても
 参加者の関心を集めることはできません。

 活発な意見交換や感想を述べ合う
 という参加者の投稿が相次ぐ状況も
 必ずピークがあり、それを超えると
 波が引くように沈静化していきます。

 ぜひ、読んでほしいという
 提案や主張があるときは、
 参加者の意識や興味が一段落した
 “凪(なぎ)”の時を見計らって
 投稿すると、さっと注目が集まります。

 ▼ 反応が薄くても落ち込まない
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 逆に、自分が力を入れて書いた投稿の反応が
 思うようになかった場合も
 必要以上に落ち込まないことです。

 別の話題に参加者の関心が集まっていて
 反応しにくい状況だったというだけのこと。

 めげずに、凪の時に再度、投稿したり
 自分から「○○について意見交換したい!」と
 きっかけを作ることで
 新たな流れをMLに作ることができます。

 投稿の反応が薄いのは
 タイミングの問題であって
 投稿者自身が否定されたわけではないのですから。
 

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 【しごび】 の お す す め
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