今週は、間違いやすい漢字表記についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 漢字の使い分け(4)>
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じったい・しょうたい・じたい
パソコンの自動変換に頼っていると、つい見逃してしまう漢字の間違い。
同じ読みでも表記によって意味合いが異なる漢字について
今週は取り上げています。
同音の漢字は字の違いに気づきにくいので、特に注意が必要です。
▼実態・実体
実態=実際のありさま・状態
「経営の実態を知る」
「働く女性の実態調査」
実体=本質、正体
「実体経済」
「彼の実体がよく分からない」
▼生態・生体
生態=生物が生活している状態、社会生活における人のありのままの姿
「生態系」
「イノシシの生態調査」
「サラリーマンの生態」
生体=生きているままの体
「生体肝移植」
「生体実験」
▼事態・自体
事態=事の成り行き
「緊急事態」
「事態の収拾を図る」
自体=それ自身
「計画自体に問題がある」
「メンバー自体は乗り気だが」
※「実態」「生態」「事態」の「態」は文字通り「状態」を表す
「実体」「生体」「自体」は「そのもの」を指す
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