今週は、気をつけたい表記の仕方についてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法 < 表記の使い分け(4)>
◆─────────────────────────────────◆
会話調の表現
メールは書き言葉主体でありながら、話し言葉もなじみやすいツールです
(携帯メールになると、一層その傾向が強まります)。
感情を強く伝えるような場合は、
あえて会話調の表現を使うこともあります。
例えば
とても → とっても
やはり → やっぱり
のように。
ただ、こうした話し言葉の使い方も多用すると軽薄な印象を与えるので
ビジネスメールの場合は使いすぎに注意が必要です。
下記に、会話調の表現とその書き換え例を挙げます。
やる ⇒ する
いまいち ⇒ いまひとつ
なるたけ ⇒ なるべく、できるだけ
~がいい ⇒ ~がよい
こっち そっち あっち どっち⇒ こちら そちら あちら どちら
満杯 ⇒ 満員、満席
~の目玉 ⇒ ~の見どころ・売りもの・呼びもの
やりっぱなし ⇒ したまま
最近では「やりっぱなし」を「やりっぱ」、「難しい」を「むずい」と
省略した表現も耳にします。
私的なメールや会話と区別して
ビジネスメールでの使用は避けたいものです。