今週は、年末年始のメールのやり取りについてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 ‎の メ ー ル 作 法          < 年末年始のあいさつ(4)
◆─────────────────────────────────◆
                          休業のお知らせ

今週は、年末年始ならではのメール対応について
取りあげています。

年末年始は会社が休業になるため、
すでに自社のWebサイトで告知しているところも増えてきました。

年末には、あいさつを兼ね
年末年始の休業日を
社外の相手にメールで連絡しておくとよいでしょう。

件名は
「年末年始休業のお知らせ」とし、

「今年も大変お世話になり、ありがとうございます。
来年もどうぞよろしくお願いいたします」

といったあいさつの後
いつからいつまで休業かを知らせます。
例えば…

——————————————-
弊社の年末年始の休業日は下記の通りです。

<年末年始休業日>
2016年12月29日(木)~2017年1月4日(水)

年内は12月28日(水)18時まで、
新年は1月5日(木)9時から営業しております。
——————————————-

このように休業期間だけでなく、
年内・年始の営業日と時間を明記しておくと
親切です。

支店や店舗ごとに休業日が異なる場合は
下記のような表記もあります。

————————————————-
弊社本・支店の年末年始の営業日は下記の通りです。

<本店>
年内:12月28日(水) 15時まで
年始: 1月 5日(木) 10時から

<広島支店>
年内:12月28日(水) 18時まで
年始: 1月 5日(木)  9時から
————————————————-

飲食店やサービス業などは
休業日より営業日を明記する方が
分かりやすいです。

休業日のお知らせで
「休業させていただきます」
という一文をよく目にしますが、
当メールマガジンでは別の言いまわしが適切と考えます。
参考にしてください。

▼「休業させていただきます」< 間違いえやすい敬語(3)>VOL.1058

ビジネスメールを書くときのコツを7000人以上が愛読。
2005年から配信してい る無料メールマガジン
【仕事のメール心得帖】登録はこちらから

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】

◆─────────────────────────────────◆
【しごび】 の お 知 ら せ
◆─────────────────────────────────◆

まぐまぐニュースに過去のメルマガ記事が紹介されました。

メールで頼み事をするときの言い回しについてです。

▼「急なお願いごと」をするとき、どんなメール文を書けばいい?
http://www.mag2.com/p/news/227585

記事全文を読む

今週は、年末年始のメールのやり取りについてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事  の メ ー ル 作 法          < 年末年始のあいさつ(3)
◆─────────────────────────────────◆
                            相手への返礼

今週は、年末年始ならではのメール対応について
取りあげています。

年末年始のあいさつをメールで受け取った場合、
返信する際のキーワードは「こちらこそ」です。

前回、述べた
直接対面してあいさつできなかった場合の
返信の例を挙げると……

▼年末のあいさつ< 年末年始のあいさつ(2)>VOL.2772

————————————————
ご足労いただきましたのに、
不在にして(たてこんで)おり、心苦しい限りです。
こちらこそお世話になり、ありがとうございます。
来年も引き続きよろしくお願いいたします。
————————————————

2行目の「心苦しい限りです」は
「失礼いたいました」「恐縮です」
としてもいでしょう。

あるいは
————————————————–
せっかくお越しいただきましたのに
こちらこそ不在にしており、失礼いたしました。
お気にかけていただき、ありがとうございます。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

—————————————————

このように
不在の非礼に「こちらこそ」を付ける言い方もあります。

相手からの年始のあいさつメールへの返信としては

————————————————
明けましておめでとうございます。
こちらこそ、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
————————————————

このように
返礼にも「こちらこそ」を添えるとよいでしょう。

相手あっての自分であることに感謝し、
「お互いさま」「おかげさま」
という気持ちを返礼に添えて伝えたいものです。

◆─────────────────────────────────◆
【しごび】 の お す す め
◆─────────────────────────────────◆

ビジネスメールを書くときに役立つ
最新の記事が無料で読めます。

平日日刊で無料配信。登録はこちらから
最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】

記事全文を読む

今週は、年末年始のメールのやり取りについてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 Begin の メ ー ル 作 法      < 年末年始のあいさつ(2)
◆─────────────────────────────────◆
年末のあいさつ

今週は、年末年始ならではのメール対応について
取りあげています。

年末が近づくと
仕事納めの前に、客先や取引先への
あいさつ回りを行う会社が多いと思います。

相手のところへ足を運び、
直接会ってあいさつをするのが基本ですが

相手の不在や都合で
対面できないこともあります。

そんなときは会社に戻ってから
———————————————-
ご不在の時に伺ってしまい、失礼いたしました。
今年も大変お世話になり、ありがとうございます。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
———————————————-

と連絡を入れておくとよいでしょう。

相手が忙しくしていて、
十分にあいさつができなったという場合は

「ご不在の時」の代わりに
「ご多用中に」「おとりこみ中に」
として連絡を。

感謝の言葉は
「ありがとうございました」と過去形にせず
「ありがとうございます」と敢えて現在形にしたのは、

これまでの感謝で終わりにするのではなく、今そして
これからのお付き合いを願う気持ちを込めたからです。

年末のあいさつの主旨は
1年の感謝を相手に伝えることです。

長々と言葉を飾り立てずとも
お世話になったお礼をまっすぐに伝え、

新たな気持ちで次の年のお付き合いへの
心構えを持つことが大切ではないでしょうか。

ビジネスメールを書くときに役立つ
最新の記事が無料で読めます。

平日日刊で無料配信。登録はこちらから
最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】

記事全文を読む