今週は、メールの締めくくりについて考えます。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 結びの文(3)>
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返信を促す
▼ 要返信であることを明記
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相手からの返信を望むときも、結びに返信依頼のひとことを添えておくと
確実です。
●一般的には
ご返事、お待ちしています。
ご返事いただければ、幸いです。
●一歩踏み込んで
良いご返事をお待ちしております。
●返信を要する項目を具体的に
今回の業務を担当していただけるかどうかだけでも
至急ご連絡いただければ幸いです。
期日がある場合は、あいまいにするよりはっきり知らせる方が親切です。
準備の都合上、16日までに出欠をお知らせください。
相手の所在がはっきりしない場合は
このメールを読まれたら、お電話くださいませ。
という書き方もあります。
▼ あいまいは罪
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「お手隙のときにでもご返信ください」「いつでも良いのでご回答くだ
さい」というのは、読む側の立場からすると後回しにする確率も高いです。
期日を指定しないまでも、本当に返信・回答が必要なら、「お待ちしてい
ます」「ご回答(ご意見)いただければ、幸いです」と明記する方がいい
でしょう。
「長々と書きつらね、申しわけございません」という意味の結びもよく目
にします。
メールの場合は最後にそう書いて詫びるより、件名や書き出しに「長文に
なります」と書き添えると、相手はすぐに読むか後にした方がいいかの判
断がしやすいですね。
気を回して親切心で書いたことが、相手に負担になることもあります。あ
いまいな表現は避け、返信する手間が最小で済む結びの文を考えて書くこ
ともマナーの一つではないでしょうか。
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