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今週は、メールの文末の書き方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法    < 文末の表現(4)
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過去形より現在形

▼ 「これからも…」の気持ちをこめて…
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個人的に意識して使っているのが「ありがとうございます」です。

「ありがとうございました」ではなく、現在形で「ありがとうございます」。
時と場合にはよるのですが、感謝の気持ちを過去形でなく現在形で伝えた
いという気持ちからです。

「これからもおつきあいいただきたい」「このご縁をこれっきりにしたく
ない」という思いをこめて使っています。「すみません」「おめでとうご
ざいます」も同様で、意識的に現在形で使うようにしています。

▼ 過去形が適切な場合も…
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無論、過去形の「ありがとうございました」「すみませんでした」「おめ
でとうございました」と表記する方が適切な場面もあります。

既に完結していたり、終わった事柄に対しては、過去形で表記する方がしっ
くりきます。「おかげさまで解決しました」という気持ちをこめて「あり
がとうございました」を使うこともあるでしょう。

どちらが正しいということではなく、多分に、使う側の気持ちや感覚に拠
る部分が大きいのですが、メールでも対話でも感謝や謝罪、祝福の言葉を
かけるときは、意識して現在形を使っています。あなたはどうですか?

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