今週は、迷いがちな数字の書き方についてです。
◆────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法 < 数字の問題 >
◆────────────────────────────◆
含む、含まない
▼ 基準値を含むか、含まないか
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
二十歳未満 と 二十歳以下
数える時、「二十歳」を含むのはどちらでしょう?
「二十歳」を含んで数えるのは「以下」。「未満」という時は含んで数え
ません。
では、
千円まで 千円から 千円を越える
という場合、数える時に「千円」を含むものはどれでしょう?
「から」「まで」は千円という基準数値を含みますが、「~を超える」で
は基準数値を含みません。「千円を超える」という場合は「1001円」以上
を指します。
今週は雑学的に数字の表記法を改めて確認してみましょう。
▼ 三年越し と 三年ぶり
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
三年越しの付き合い
という時は、付き合いが始まった年を含んで三年、という意味。「足かけ
三年」「三年がかり」というときも、起算の年を含んで三年を指します。
「彼とは三年来の友人です」というときも友人になった年を含んで三年と
いう意味です。
満三歳
は、生まれた年月日か三歳の誕生日まで、丸々三年経過したことを指しま
す。
三年ぶりの再会
も、以前に会ったときから再会までに丸々三年が経過したことを表します。
あと三年 三年先
という場合は、丸々「三年」残っていることを示します。「あと三年ロー
ンが残っている」「三年先まで計画を立てる」と使用します。
ビジネスメールを書くときに役立つ最新の記事が無料で読めます。
ビジネスメールを書くときのコツを7000人以上が愛読。
2005年から配信してい る無料メールマガジン
【仕事のメール心得帖】登録はこちらから