今週は、迷いがちな数字の書き方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法         < 数字の問題(5)
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数助詞いろいろ

▼ たんすの数え方は?
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もうすぐ新入学の季節ですね。学習机を購入するお宅もあることでしょう。
机の数え方は三種類あり、「脚」「台」「卓」です。椅子は「脚」や「個」。

では、たんすの数え方は?

「さお」または「本」です。このように決まった数え方をするものを挙げ
てみましょう。あなたは幾つ知っていますか?

「丁」は主に手に持って使う器具・道具を数える時に使います。銃器も該
当しますが、もっと身近なものでは、豆腐、すきやくわがあります。

音の出るものでは、三味線、ギターも「丁」で数えます。もっとも、三味
線は「丁」のほかに「さお」、ギターの場合は「本」「台」で数えること
もあります。

▼ 紙の一締め、一連は何枚?
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量によって数え方が変わるのが紙。基本は「枚」ですが、和紙や半紙は
2000枚を「一締め」、印刷用紙の全紙1000枚を「一連」と表します。

物によって変わるのが草花や花。切花などは「本」「輪」、苗や鉢物にな
ると「株」「鉢」で表します。

このほか、面白いと思ったのが、墓や記念碑の「基」、滑り台の「台」
「基」、のれんの「垂れ」(「枚」という数え方もあり)、箸の「膳」な
どです。

いわゆる数助詞といわれるものですが、固有の数え方を調べてみるのも興
味深いですね。

※参考:「記者ハンドブック 第10版」

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