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今週は、退職・転職時のあいさつメールについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法     < 退職のあいさつ(2)
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あいさつメールの内容

▼ あいさつメールで押さえるべきポイント
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退職のあいさつメールを書く場合、あいさつ状のような「季節のあいさつ」
は不要です。結論から書くという手順は、通常のメールと変わりません。

押さえるべきポイントとしては、次の三つが挙げられます。

・退職すること
・お世話になったことへの感謝
・今後の連絡先

▼ 個別に自分の言葉で感謝の気持ちを
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まずは、退職について。
いつ退職するのか、を知らせます。定番のフレーズとして
「○月○日付で○○○(社名)を退職することになりました」があります。
出社がいつまでなのかも伝えるとよいでしょう。

次に、送信する相手への感謝の気持ちを表します。
「公私共にお世話になり、ありがとうございました」
「いつもご助言、ご指導いただき、ありがたかったです」
と、一般的なフレーズもありますが、できれば、ワントゥワンでその人との
関わりの中で思い起こされるエピソードや共有できた事柄を
自分の言葉で書きたいものです。

退職する方からのメールで、私自身がうれしかったのは
「神垣さんと一緒に仕事ができて本当に良かったです」という一文。
以来、退職する相手にはなむけのメールを送るときには、このフレーズを
使うことが多いです。

最後に、退職後の連絡先です。
相手との関わりによりケースバイケースですが、退職後も連絡が必要だったり、
連絡を取りたかったりする相手には、メールアドレスを伝えておくとよいでしょう。

例文としてはこんな感じです。

(退職のあいさつメール 例)—————————————-

いつもお世話になります。
○○○の神垣です。

突然のお知らせで恐縮ですが、
〇月〇日付けで○○○社を退職することになりました。

○年間の勤務の間、△△さんには大変お世話になりました。
ありがとうございます。
□□□□□のプロジェクトでは、△△さんと仕事をご一緒することができ、
大変刺激になりました。

退職後は、以前から興味のあったホームへルパーの資格を
取得したいと思っています。
今後とも何かありましたらご連絡をいただけるとけるとうれしいです。

〇月〇日以降の連絡先を下記にお知らせいたします。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

(署 名)
※個人ドレスなどを明記

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