今週は、簡潔で分かりやすい文章の書き方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < ひと目で分かる文章 >
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中身が分かる件名
分かりやすい文章というのは、簡潔でポイントがすぐに頭に入ってきます。
「相手にも最も伝えたいことは何か」。
それが文章のはじめからピンと来る文章が分かりやすい文章といえます。
この場合、大事なのは文章力よりも構成力。
次のような点に注意して書くだけでも、文章がすっきりと分かりやすく
なります。
・結論から先に書く
・無駄を省いて、核心から書く
・箇条書きにして整理して書く
今週は、誰が読んでも「ひと目で分かる文章」の書き方について
取り上げてみたいと思います。
▼ 即判断できる件名
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まずは、身近なところでメールの件名について。
「打ち合わせについて」
と書くより
「打ち合わせの日時について」
「11月20日の打ち合わせの決定事項について」
と打ち合わせの「何」についてかを、もう一歩踏み込んで書くようにすると、
読み手もひと目で判断できます。
例えば、一日に何十通もメールを受け取る人は、件名を見て「今読む」か
「後で読む」かを判断します。判断しやすい件名であれば、処理がスピード
アップするので歓迎されます。
逆に、メールを送る相手に必ず読んでほしい場合は、件名でしっかりアピール
することが必要。例えばこんな感じです。
【至急ご確認をお願いします】○○の参加申込について
○○閉鎖に伴う重要なお知らせ
「至急ご確認をお願いします」「重要なお知らせ」のような件名は
スパムメールにも多く見られるようになってきました。
ですから、「何についてか」具体的なキーワードを書き添えるとよいでしょう。
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