今週は、自分側、相手側の呼び名についてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法                < 呼称の整理(3)
◆─────────────────────────────────◆
                            職場の呼び方

自分の職場は、どのように言い表すのが適切でしょう。

▼会社
自分の会社は…
「弊社」「当社」が一般的です。

場合によっては「わたくしども」「小社」という呼び方もあります。
「うち」というのはくだけすぎて、好ましくないですね。

相手の会社は…
「貴社(主に書き言葉で)」「御社(主に話し言葉で)

迷うのが、会社以外の職場の呼称です。例えば…

▼銀行
自分が勤務している場合は…
「当行」「本行」

相手が勤務している場合は…
「貴行」「御行」

信用金庫の場合は「貴(御)金庫」、
信用組合の場合は「貴(御)組合」です。

▼学校
自分が勤務している場合は…
「当校」「本校」

相手が勤務している場合は…
「貴校」「御校」

▼団体
自分が勤務している場合は…
「当協会」「本会」「当組合」

相手が勤務している場合は…
「貴(御)協会」「貴(御)会」「貴(御)組合」

ちなみに団体の場合は、本社ではなく「本部」、
支社ではなく「支部」と記します。
そこで働いている人は社員ではなく「職員」です。

以上のような呼び方がありますが
自分が勤務している場合は、基本的に「わたくしども」で代用できます。

相手の勤務先は、くどくならない程度に
「社名+様」で表す方が感じがいいです(特に初めてのメールの場合)。

これは、会社以外の呼称で「貴~」「御~」に続く言葉が思い浮かばない
場合に使っても適切です。

◆─────────────────────────────────◆
【しごび】 の お す す め
◆─────────────────────────────────◆

もう、買いましたか?

花野 蕾 著『秘書が教えるビジネスマナー』

現役秘書の花野 蕾さんが
ビジネスに必要な基本のルールを教えてくれる一冊。

新社会人のかたにも
オススメしたいですね。

ビジネスメールを書くときに役立つ
最新の記事が無料で読めます。

平日日刊で無料配信。登録はこちらから
最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】
記事全文を読む