今週は、メールを締めくくる最後の一文についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法      < 続・結びの文(4)
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返信を促す

今週は、メールの最後に添える締めくくりの一文についてです。

相手からの返信を求める場合の結びの一文としては…
「ご連絡をお待ち申しあげております」
「ご連絡をお待ちしています」

というのが一般的なところでしょうか。
「ご連絡」を「ご返事」に書き換えてもいいですね。

所定事項についての返信がほしい場合は…

「参加の可否について、ご返信いただければ幸いです」
「参加の可否について、ご返信いただけるとうれしいです」

「ご返信いただけるとうれしいです」は
「幸いです」よりカジュアルな表現なので、
懇意な相手に使うことが多いです。

親しい相手には「うれしい」というような、
こちらの感情を伝える表現を使うと親しみがわくものです。

前後しますが、「ご連絡、心からお待ちしております」という一文の
「心から」も、心待ちにしている気持ちや期待感を伝える表現です。

▼ 期日を指定するなら、その前に…
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
期日を指定する場合は…
「お忙しいところ恐縮ですが、4月30日までにご返信をお願いいたします」
「お手数ですが、4月30日までにご返信いただけると助かります」

文頭に「恐縮ですが」「お手数ですが」を枕言葉的に添えると、
文章全体が和らぎます。

返信を促す一文は手紙でも使いますが、
メールで使う頻度の方がより高いのではないでしょうか。

送ったつもりのメールが届いてない場合もあるので
仕事のやり取りでは、返信を求められなくても
「ご連絡、ありがとうございました」と返しておくと
送信した相手は安心します。

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