今週は、読者のかたからいただいたお便りを紹介します。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 読者からのお便り(3)>
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適切な敬語表現
VOL.855 敬語表現についての記事l
に、次のメールをいただきました。
<読者からのメール >———————————————
敬語表現の問題ですが
「取材では、ご著書・メルマガの内容で伺いたい点がありますので、
恐縮ですが上京の折にでもお目にかかれませんでしょうか」
では如何?
読者 K.Hさん
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VOL.855で私が書き換えた敬語表現はこちら。
取材では、著書やメルマガに書かれている内容で、
特に気になっている点をお聞きしたいと思っています。
もし、お仕事で東京にいらっしゃる予定がありましたら、
お知らせください。
ご覧の通り、K.Hさんの文章は私の書いた文章の約半分。
ぎゅっと凝縮されつつ、要点を押さえた表現になっています。
ここでのポイントは「恐縮ですが」。
このひと言で、相手を気遣う心持が伝わります。
相手に負担をかけたり、お願い事をするような場合に
枕言葉として添えると、文章全体をが和らげる効果があります。
先週、紹介した「改まった言い方」
でもある「恐れい入りますが」「お手数ですが」なども
「恐縮ですが」と同様の場面で活用できるフレーズです。
敬語表現は、一朝一夕には身につきません。
私も未だに回りくどい言い方になったり、言葉が足りなくて
メールの送信後に後悔することがあります。
自分で調べたり、感じの良いメールをお手本にしたり
と、適切な表現ができるように日々意識することが大切ですね。