今週は、メールで使わない方がよい言葉遣いについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < メールのNGワード(2)>
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忘れてました
「お伝えするのをうっかり忘れてました」
「さっき、言い忘れたんですが」
うっかり忘れることは誰にでもあります。
ですが、仕事のやりとりで、不用意に「忘れた」「忘れていた」と書くと、
受け取る側は「その程度にしか見られてなかったのか」と
がっかりすることも。
「忘れた」に代わる言葉としては
「失念しておりました」
「~しそびれました」などがあります。
(例)
お伝えするのを失念しておりました。
お渡しするのを失念していました。
先ほど、お伝えしそびれたのですが
さらに、場合によっては「失念」の後にそれをフォローする言葉が
添えられていると、より丁寧な印象を与えます。
失念してしまい、失礼いたしました。
失念して申し訳ありません。
「失念」という言葉、私は日常的に使ったことがなかったのですが、
ある銀行の窓口で、行員の方が
「失念しておりまして、大変失礼いたしました」と言われたことがあり、
印象に残りました。以来、「忘れた」と書くのがはばかられるときは、
意識して使っています。