今週は、相手によっては失礼になる言葉の使い方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 気になる言葉(3)>
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目上の相手への言い換え
「助かります」「助かりました」が、
目下の人へねぎらいの意を伝える言葉であるなら、
目下の人から目上の人にはどのような表現を使えばよいでしょうか。
▼「ありがとうございました」
例)ご助言をいただき、ありがとうございました。
「おかげで」という言葉を添えると、より感謝の気持ちが伝わります。
例)アドバイスをいただいたおかげで解決できました。
ありがとうございます。
▼「感謝しています」
例)詳しく教えていただき、感謝しています。
VOL.917でご紹介した読者 Y.Mさんが書かれている通り、
「ありがとう」に次ぐ感謝の気持ちを伝える言葉ですね。
▼「勉強になりました」
例)ご教示いただき、とても勉強になりました
「参考になりました」より「勉強になりました」の方が
役に立ち、身に付いた感があります。
▼「お手数をかけました」
このひと言で、相手に手を煩わせたことに対する感謝と恐縮の気持ちが
伝わります。
昨日、ここで述べた
「明日中にご返信いただけると助かります」
に対しても、読者のかたから次のような言いかえをお知らせいただきました。
「明日中にご返信いただければ幸甚です」
「明日中にご返信いただければ幸いです」
「明日中にご返信いただければ幸いに存じます」
いずれも、実際に使っている表現としてお知らせいただきました。
確かに、目上のかたにはこのような場合でも「助かります」より
「幸甚です」「幸いです」とする方が丁寧できちんとした印象があります。
A.Yさん、Y.Kさん、ありがとうございます。