今週は、敬語のつもりで使っている誤った表現についてです。

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仕 事 の メ ー ル 作 法             < 思い込みの敬語(2)

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                         「おっしゃられる」

「言う」の尊敬語は「おっしゃる」です。

それと関連して、よく目にするのが「おっしゃられる」という表現。

尊敬の意を表す「られる」と「おっしゃる」が一緒になっているので、

過剰な敬語表現になっている例です。

×「課長がそうおっしゃられました」

○「課長がそうおっしゃいました

同様の例としては…

×「昼食はお召し上がりになられましたか」

○「昼食は召し上がりましたか」

×「昨日、おいでになられました」

○「昨日、おいでになりました」

「お聞きになられましたか」も過剰に敬語が使われている例です。

「お~になる」で尊敬を表しますが、

さらに尊敬の「られる」がくっついているので、

敬語表現が重なっています。

×「部長にお聞きになられましたか」

○「部長にお聞きになりましたか」

同様の例としては…

「お会いになられる」→「お会いになる」

「お帰りになられる」→「お帰りになる」

「お話しになられる」→「お話しになる」

丁寧に書き表そうとするあまり、敬語を重ねて使ってしまうと、

文章自体がくどく、まっどろこしくなります。

敬語の使いすぎに注意しましょう。

「まぐまぐ!ニュース」でこの記事が取り上げられました。
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