今週は、メールボックスの整理についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < メールボックスの大掃除(3)
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                        アドレス帳の整理

 メールソフトのアドレス帳に登録した情報も整理もしておきたいですね。

 チェック項目としては
 ・使用しなくなったアドレスの整理
  退職者などのアドレスをチェック。

 ・役職の確認
  相手の役職や肩書きが変わっていることも。見直して更新を。

 ・登録
  未登録のままになっているアドレスの登録。
  登録が重複しているアドレスの確認も。

 一年を振り返ると、新たにやりとりが始まった相手、
 疎遠になってしまった相手など、
 メールの送信先にも少なからず変化があるもの。

 アドレス帳は、意外と手付かずのまま放置していることも多いので、
 今一度見直してみましょう。

 余談ですが、
 アドレスの登録の際の名前の表示について。

 同じ会社の複数の相手を登録している場合
 「社名+名前」で登録するより、「名前+社名」で登録しておくと
 送信の際に区別がつきやすいです。

 同じ会社、同じプロジェクトなど、一つのグループとして
 くくれるアドレスはフォルダを作って整理するのもよいでしょう。

 ▼Outlook Expressのアドレス帳 整理の仕方
 
 ▼Thunderbird 使い方ガイド-アドレス帳
 

 再び余談ですが、
 毎年の年賀状に必ず1通か2通、名前や会社の表記が間違ったまま
 送られてくるものがあります。住所が移転前のものだったり…。

 何年も間違ったままの状態で送られてくる年賀状は、
 感じの良いものではありません。

 メールも同じで、アドレスの変更通知を受け取ったら、
 すぐに登録しなおしておくことも大切ですね。

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今週は、メールボックスの整理についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < メールボックスの大掃除(2)
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                          メールの整理

 いつのまにか受信トレイや振り分けフォルダにたまっているメール。
 後で見返すこともあるので、ついつい消去せず置いているのですが、
 机に堆積した書類と同じで、過去のものほど見返したりはしないもので…。

 一気に消去すると、必要だったメールも消し去る恐れがるので、
 私は次のような方法をとっています。

 受信トレイのメールを一度、送信者別に並べ替えるのです。

 件名を見て、処理済で不要と思われるメールは消去。
 送信者名を見て、アドレス帳に登録しそびれているものは登録して、
 あとは消去。

 送信者ごとにメールを並べ替えると、必要・不要の判断がしやすくなります。
 
 私が使っているメールソフト「Thunderbird」では、
 重要なメールには星印がつけられるので
 印の付いたメールだけ残し、あとは全消去するなど、
 判断の目安にしています。

 「Thunderbird」の場合は
 「表示」→「並べ替え順序」→「送信者」をクリック。

 Outlook Expressなどの他のメールソフトでも、操作はほぼ同じと思います。
 メニューバーで「表示」を探してみてください。

 私のように、受信トレイにメールをため込まないようにするには、
 一定量以上のメールは受信トレイに残さないというルールを作り、
 日々、こまめに処理することも必要と思います。

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今週は、メールボックスの整理についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法     < メールボックスの大掃除
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                          まずは現状把
 師走を前に、気ばかりが焦る今日この頃。

 年末に向け、あれもこれもと思い浮かぶのですが、
 目の前の仕事をこなすのが精一杯で、
 大掃除に取り掛かれるのはいつのことやら…。

 せめて、毎日使うパソコンの中のデータの整理だけでも
 そろそろ始めなくては。

 というわけで、今週は「メールボックスの大掃除」と題して、
 日々たまったメールやデータの整理について考えてみたいと思います。

 まずは、現状把握から。
 私の場合、使用しているメールソフトは「Thunderbird」
 Webメールは「Gmail」を使用。

 「Thunderbird」では、受信したメールはメッセージフィルタを活用して、
 客先別、用途別に設けたフォルダに自動振り分けして分類しています。

 メールアカウントを仕事用、メルマガ用、私用など、複数持っているので、
 まず、アカウントごとにフォルダを作って振り分け。

 仕事用のアカウントに振り分けたメールは、
 さらに客先別のフォルダに自動振り分けしています。

 メールがたまりやすいのは、
 配信申し込みしているさまざまなメルマガ用のフォルダです。
 空き時間にタイトルが目に付いたものを優先して読むので、
 未読のメールがどんどんたまってしまうのです。

 「Gmail」の方は、客先や用件別にラベルを付けておき、
 仕事や用件が一区切りした時点で「アーカイブ」に保存しています。
 こちらは、必要なメールは検索して取り出せるので、
 細かな整理はしていません。

 明日は、受信メールの整理について述べたいと思います。

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今週は、敬語のつもりで使っている誤った表現についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法       < 思い込みの敬語(5)
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「されてください」

「試着されてください」
「住所を書かれてください」

これも一見、敬語のようですが、収まりがよくありません。

「試着されてください」の「される」は「する」の尊敬語ですが、
相手に行動を促す「~ください」が付いて「~されてください」となると、
敬語として少々不自然な感じがします。

この場合、尊敬の「なさる」を使い
「試着なさってください」
と書き換えるほかに、

話し言葉であれば
「試着されますか?」「試着なさいませんか?」
と問いかける表現にすると、感じがよくなります。

同様に「住所を書かれてください」は、
尊敬の「れる」+「ください」で表現するより

尊敬の「お~になる」を使い
「住所をお書きになってください」

あるいは
「住所をご記入ください」
と書き換えることができます。

なんとなく敬語らしくなるというノリで
「される」や「れる」をむやみに付けるのは考えもの。

このほかに
「少し休まれてください」は、
「少しお休みになってください」のほかに
「少し休まれてはいかがですか?」と問いかける言い方もあります。

「広げて見られてください」は
「広げてご覧ください」とするとすっきりします。

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今週は、敬語のつもりで使っている誤った表現についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法       < 思い込みの敬語(4)
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「お待ちしてください」

「受付でお待ちしてください」
「十分ご注意してください」
「ご指導してくださったおかげで、解決しました」

上記の例文、一見、敬語のようですが、よく見直してみると
実は敬語が過剰に使われています。

謙譲の「お(ご)~する」と、
尊敬の「お(ご)~ください」が混在しているのです。

ここでいう「して」(謙譲の「お(ご)~する」の「する」に相当)を
取り払えば、すっきりします。書き換えてみましょう。

「受付でお待ちください」「受付でお待ちになってください」
「十分ご注意ください」
「ご指導くださったおかげで、解決しました」

ちなみに「お待ちください」は、書き言葉にすると命令調にになるので、
「お待ちいただけますか」とすると表現が和らぎます。

「おかけになってお待ちください」
という一文も
「席にかけてお待ちください(お待ちいただけますか)」
と書き換えるとすっきりします。

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今週は、敬語のつもりで使っている誤った表現についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法       < 思い込みの敬語(3)>
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「おやりになる」

相手がするかどうかを尋ねるとき、つい使ってしまいがちなのが
「おやりになりますか?」です。例えば

「テニスはおやりになりますか?」

「する」のくだけた表現が「やる」です。
くだけた表現に「お~になる」という敬語表現を当てはめると
文全体がアンバランスになってしまいます。

「する」の尊敬語は「なさる」なので、
この場合は次のように言い換えることができます。

「テニスはなさいますか?」

相手に依頼する場合の言い回しとしては
「確認は後でおやりください」よりも
「確認は後でなさってください」

「研修をおやりいただけますか?」より
「研修をしていただけますか?」
という表現が適切です。

ちょっと居酒屋で一杯というときも、目上の相手には
「今夜、一杯やりませんか?」より
「今夜、一杯お付き合いいただけませんか?」
とすればスマートです。

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