今週は、携帯電話からのメールのマナーについてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法 < 携帯電話のメール作法(2)>
◆─────────────────────────────────◆
読みやすい携帯メールとは
携帯電話のメール作法として、「読みやすくするための配慮」を挙げる
声もありました。
<読者アンケートより>——————————————–
携帯の画面で文章を打って句点をつけたら、改行をすることを
心がけています。
また、文章に漢字が多く並び読みづらい場合は、
カナのままにしたこともあります。
(花野 蕾さん 40代 女性 会社員)
—————————————————————-
携帯メールの読みづらさは、文字量に比例するように思います。
文字量が多いうえに句読点が少ないと、あの小さな画面に文字が
びっしりと並び、非常に読みづらいです。
もともとメールというのは、印刷物の活字よりも行間が狭く
文字が詰まっているので、読むときに目に負担を感じます。
携帯メールの場合は、それが限られたスペースにぎゅっと凝縮されるため、
画数の多い漢字は特に負担に感じられます。
花野さんのように全体のバランスを考え、
漢字が続くときは敢えてかな書きにするのも
文字の羅列からくる圧迫感を軽減する一つの方法です。
<読者アンケートより>——————————————–
パソコンから携帯に送るときに、やたら改行・読点を打たない
ようにしています。
パソコン画面で見る時は全体的な見易さを重視してしまいがちですが、
携帯だと1行の文字数が限られているので、見にくいと感じたことが
あります。
パケット料金も人それぞれですので、ダラダラ書かないようにも
しています。 (こうあゆさん 30代 女性 会社員)
—————————————————————-
携帯→携帯の場合ばかりでなく、携帯→パソコン、パソコン→携帯 での
メールのやりとりもあります。
パソコンから携帯へメール送信する際は、こうあゆさんのように、
できるだけ文字を詰めて入力する方が受信側は読みやすくなります。
携帯メールの場合は、文字量が少ないほど読みやすくなるため、
メール以上に内容を簡潔に、ポイントを絞って送信することも
必要かもしれません。
私用のメールの場合は、おしゃべり感覚で
ひと言打っては送信を繰り返すこともあるのかもしれませんが、
ビジネスメールでは、伝えたいこと、知りたいことだけを
効率よく送ることが求められます。
◆─────────────────────────────────◆
【しごび】 の お す す め
◆─────────────────────────────────◆
時々読み返してみてほしい一冊。