今週は、携帯電話からのメールのマナーについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法  < 携帯電話のメール作法(3)
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一斉送信の注意

パソコンからでも携帯からでも、メールの一斉送信は便利な機能です。
しかし、携帯電話での一斉送信には思わぬ落とし穴も…。

<読者アンケートより>——————————————–

おそらく他にも同じ投稿があると思います。
メルアドの変更連絡メールです。BCCで一斉送信まではいいのですが、
名前の記載がなく、誰からのものか見当がつかないことがよくあります。

いっつも「どちらさん?」って返信していますが…
意外とよくやるミスですよね。
(はまちさん 30歳 女性 会社員)
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私もこのような携帯メールを何度か受け取ったとことがあります。
メールの本文の冒頭に「○○です」と名乗ればいいだけのことですが、
携帯電話だと見落としがちなのかもしれません。

同様にパソコンメールで困惑するのは、件名のないメールです。
メールソフトの問題なのか、単純な記入もれなのか
原因は定かではありませんが、客先や知り合いに
メールの件名がいつもなしの人が何人かいます。

携帯から送られてきているわけでもないのですが
なぜ件名なしなのか、いつも気になります。

<読者アンケートより>——————————————–

依頼文は何人かに同文を送るにしても一斉送信機能を使わない。

5年前に、自社製品購入依頼文を友人5人へ携帯から一斉送信した
ことがあります。私の携帯一斉送信機能は限度5人でした。

親しい友人に同じ文面を1人ずつ送るのは手間に感じ、
一斉送信しましたが、1人から
「人にものを頼むのにこういう頼み方はないだろ」
という返信が届きました。
(イクラさん 30代 女性 会社員)
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上記のイクラさんは「丁寧すぎるくらいの文面で書く」ことも
心掛けておられるとのこと。

事務的な連絡事項などの伝達には大いに役立つ一斉送信機能ですが、
場合によっては送信した相手に「手抜き」と取られることがあります。

お願いごとやお礼などのメールは、一斉送信で同じ文面を送るよりも、
個別に送信する方が受信する側にも好印象を与えるでしょう。

これは携帯メールだけでなく、パソコンのメールにも
言えることのように思います。

基本の文面は同じでも、相手の名前を入れるだけでも
個別に送信されていることがわかるものです。

メールの目的や用途によって、便利な機能を使い分ける
工夫も必要です。

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