今週は、読者のかたからいただいた質問にお答えします
◆─────────────────────────────────◆
 仕 事 の メ ー ル 作 法              < 読者からの質問 >
◆─────────────────────────────────◆
                           「構いません」

<読者からの質問>————————————————

わたしは、秘書とまではいきませんが、
上司のアシスタント業務をしています。
彼に代わって、メールを送る(回答する)機会が
多くあり、いつも言葉の選び方に悩まされております…

実は、先日も悩んだ言葉がありました。

お客様からのアポイント依頼で、
こちらの都合のよい日時の確認がありました。

こちらの回答としては、
「3月9日でしたらいつの時間でも構いません」
とお伝えしたかったですが、

“構いません”の使い方に違和感を感じました。
(かなり上から目線…)

結局 その場では、違う言い回しにして、
「9日(月)は何時にご設定いただいても問題ありません。」
としましたが、これは正しい表現なのでしょうか?
(読者 T.Tさん)
——————————————————————

「構いません」の扱いは、私もいつも悩むというか、迷います。
T.Tさん同様、上から目線の言葉だと感じるからです。

「構いません」には「許容する」という意味合いが含まれるため
目上の相手に「構いません」と返答することに
抵抗を感じるのだと思います。

相手との上下関係を考慮して使い分ける必要がある言葉といえそうです。

先方からあった、都合のよい日時の確認に対する返答としては
「構いません」に代わる言葉として、T.Tさんが書かれた
「9日(月)は何時にご設定いただいても問題ありません。」
のほかに

「9日(月)は何時にご設定いただいても差し支えありません。」

「9日(月)は特に予定は入っておりませんので、
ご都合のよい時間をご指定ください」

という言い回しでもよいかもしれません。

「問題ありません」は私もよく使う表現です。
合わせて「差し支えありません」という言い回しも
覚えておいてよいのではないでしょうか。

ビジネスメールを書くときに役立つ最新の記事が無料で読めます。

メルマガ詳細

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】

◆─────────────────────────────────◆
【しごび】 か ら お 知 ら せ
◆─────────────────────────────────◆

「あなたはまだ、メールに無駄な時間を使いますか?」

─────────────────────────────────
●新刊『メールは1分で返しなさい!』(神垣あゆみ/著)
─────────────────────────────────
★ 1分でメールを返信するために、知っておくと便利なフレーズを網羅!
★「依頼」「おわび」「拒否」など、36のシーン別に297フレーズを掲載。
★ デスクに1冊。会社に1冊。新社会人へのプレゼントにもおススメです。

< 発売記念☆アマゾンキャンペーン実施中!>
キャンペーン期間にアマゾンで本書ご購入の方だけに“使える”特典進呈。
☆詳しくはこちら
─────────────────────────────────

今日から22日まで、アマゾンキャンペーンを実施中です。
挑発的なタイトルの新刊については、明日、詳しくご紹介しますが、
とにかく、特典がおすすめなんです!

本書と連動した「文例&フレーズ」なのですが
特に文例は、コピー&ペーストして使え
このキャンペーン期間中しか入手できません。

ぜひ、キャンペーン期間中にお求めください。

『仕事で差がつく できるメール術』と合わせてご購入ください!

記事全文を読む