今週は、メールについての雑感です。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < メール徒然(3)>
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年末に届くメール
毎年、年末になると仕事の関係者にBCCで、近況と一年の感謝のメールを
送ってくださるかたがいます。
某新聞社の広告局の男性なのですが、お付き合いが始まってから、直接、
仕事でかかわらなかった年にも律儀にメールを送信してくださいます。
しかも、長々とではなく、画面をスクロールせずに読み切れる、ほど良い
文字量でまとめられているのです。
一年間、力を注いだこと、苦労したことなどがさらっと書かれ、最後に、
関係各位への感謝の言葉が必ず添えられています。
最初にメールをいただいた年から、「感じいいな~」と思い、そのかた
からのメールは消さずに保存しています。
部署が異動になったり、体調を崩されたりという年もありましたが、受
信するたび「あ、今年も!」と少しうれしくなります。
▼ 心遣いはメールでも伝えられる
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手書きの一筆箋やはがきが見直されてきていますが、メールでも、こう
して心に残るメッセージを送ることができ、それがその人のスタイルに
なっているケースもあります。
メールは伝達手段の一つであり、ますます短く、無駄なく、必要なこと
だけを伝えることが求められ、それが定着しつつある昨今。
心ないメールで相手を不愉快にすることもある一方で、紙に手書きでな
くても一通の久しぶりのメールが人間関係を円滑にすることもあります。
相手の気持ちをほんの少しあたためたり、笑顔にするメールが書けるよ
うになりたいなと思います。
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【しごび】の お 知 ら せ
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2011年 To Doリスト&絶対にしないことリスト
「日経ビジネス Associe 」2011年 1/4号