今週は、読者のかたからいただいた質問にお答えします。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 読者からの質問(4)>
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社内メールの最初の挨拶
<読者からの質問>————————————————
私は取引先や顧客にはメールでも口頭でも「お世話になっております」、
社内向けメールでは目上、目下に関係なく「お世話様です」
で始めるように使い分けています。
以前どこかで読んだのですが、「お世話様です」は身内に対して使う
言葉で、外部の方に使うのは失礼にあたるとあったからです。
たしかに取引先の方から言われると気になります。
さて、「お世話様です」が社内でも目上に対して失礼にあたるとすると、
社内でやりとりするメールで適切な言葉は他に何かありますか?
「お世話になっております」…社内で使うには違和感があります。
「お疲れ様です」…疲れてもないのにこう言われるのには抵抗があり、
個人的に好きな言い回しではありません。
お教えいただければ幸甚です。よろしくお願いいたします。
(読者 T.Nさん)
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社内のやりとりであれば、あいさつなしで
いきなり用件に入ってよいと思います。
社内メールの場合は用件優先と考えるからです。
それに抵抗がある場合は
「取り急ぎ、用件のみお知らせします」
とひと言添えるとよいかもしれません。
または、相手との共通体験、共通認識事項をあいさつ代わりに
「昨日はお疲れさまでした」
「先日の研修では、お世話になりました」
「○○についてのアドバイス、ありがとうございました」
のようなひと言を添えるパターンも私はよく使います。
ひと言添えるかどうかは
相手との距離感というか、親密度にもよると思います。
懇意な上司であれば、上記のようなひとことがあれば和みますし
それほど懇意でない相手であれば
「取り急ぎ、用件のみお知らせします」と切り出す方が
効率的に事が運ぶのではないでしょうか。