今週は、梅雨空のようにうっとおしいメールについてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法 < 疎まれるメール(4)>
◆─────────────────────────────────◆
それはセクハラ?
疎まれるメール、その四」。
「毎日来るメール」。
仕事の用件以外のたわいのないこと尋ねたり、知らせてくるメール。
それも出勤日の毎日。
あまり一般的ではありませんが、実際に読者から投稿があったことなので
取り上げました。
女子中高生が自分のことを名前で呼ぶように、いい歳したおじさんが
メールで自分のことを「ワッキー(仮名)」と名乗り、
「○○嬢は今日も元気にしてますか?」とか
「今日もお疲れ様。さっき電話したけど、もういないみたいですね」と
いう返信に困るメール攻勢にへきえきしていると
女性読者からのメールを受け取ったことがあります。
ブログや日記並みに、今日あった出来事を書いてきたり、
頼みもしないのにこちらの体調を心配してきたり…
仕事に関係のないメールを毎日送ることが、
その人の日課になっているようです。
相手の女性にメールを送ることで、
その人自身は癒されているのかもしれませんが、
送られる側からすれば迷惑この上なく、ほとんどセクハラ。
このようなメールに毎回返信することはなく、
「今週は少々立て込んでおります。返信が思うようにできません。
ご容赦ください」と伝えて、しばらく放置しておくことです。
相手にしなくても、しつこくメールを送ってくる場合は
その相手からのメールを振り分けて、目にしないようにするという強硬策も。
場合によっては上司や専門部署に相談する方がよいかも知れません。
最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』
