今週は、梅雨空のようにうっとおしいメールについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法       < 疎まれるメール(5)
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 文末が常に「?」

疎まれるメール、その五」。
「質問の多いメール」。

「~ですか?」「~でしょうか?」「~でいいですか?」と、
文末が疑問形で終わっているメールというのもうっとおしいものです。

疑問形で文末が結ばれていると、ささいなことでも相手は返答せざるを得ず
一度のやり取りで終わる内容もいたずらに長引いていきます。

「~ですよね?」「~じゃないですか」と同意を求める文面も、
返答に困ります。

送る側はちょっとした確認のつもりで気軽に書いていても、
受け取る側は「問われているなら、答えなくては…」という
受け止め方をしてしまうのです。

相手に一から尋ねたり、「どうですか?」というあいまいな聞き方ではなく、
「○○について、このようなやり方で進めようと考えていますが、
よろしいでしょうか?」と、方向を示したうえで、
相手に確認をとるというスタイルの方が話が進みます。

質問や確認事項が複数ある場合は
番号をふって箇条書きにするなど、読みやすく、返答しやすいレイアウトを
工夫しましょう。

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