今週は、質問の仕方について改めて取り上げます。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < メールで質問(2)>
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質問に最低限必要なこと
メールで質問をする際に、最低限必要なこと。
それは、自分の名前を名乗ることです。
企業なら社名を、個人なら屋号や名前を、Webサイトやブログ、メルマガで
公開しています。
ですが、そこへ尋ねる側のメールには名前がなかったり、匿名だったり、
ということがよくあります。
「名を名乗るほどの者ではない」という謙遜の気持ち?
「名前を知らせたくない」という秘密主義?
いずれにせよ、名前がわからない相手からの質問には、
きちんと答えようという気持ちにはならないものです。
(自分が名無しの相手から質問メールを受け取ったら、
間違いなくそう思います)。
本当に聞きたいこと、知りたいことがあり
相手に回答を求める場合、まずは相手に質問する礼儀として
自分の名を名乗ることが基本でしょう。
昨今のツイッターを見ても、
無責任に批判や非難、悪口をつぶやいているツイートの多くは
名前のないものばかり。
ツイッターはそういう媒体だと言われれば、それまでですが、
名無しや匿名で攻撃的なことを書く輩ほど、
裏を返せば、本名では何も言いたいことが言えない、
自分の発言に責任を持てない小心者である、と言っていいでしょう。
ましてや、一対一でメールでやりとりをする以上、
まずはお互いの素性を明らかにしてからでなければ
突っ込んだ質疑応答や意見交換はできないと考えます。
結局、質問者からの名前の有無は、
その質問に対する本人の「本気度」の表れでもあるのです。