今週は、同じ意味の繰り返し表現についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < うっかり重複表現(2)>
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「受注を受ける」
「受注を受ける」
これ、意外と使われていませんか?
でも、よく考えてみると、「受注」は注文を受けること。
「受注を受ける」という表現は
見て分かる通り、「受ける」が重複しています。
「受注」を「注文」と同じ感覚で使ってしまっている
ということなのでしょう。
重複を避けるには…
「受注した(する)」または「注文を受ける」
と表現するのが適切です。
似たような重複表現としては「受託を受ける」があります。
「受託」は「委託を受ける」という意味なので、「受ける」は不要。
「受託した(する)」「委託を受ける」が適切です。
では、受注の反対は?
「発注」ですね。
受注と発注のことを「受発注」と言ったりもします。
「受発注システム」「受発注管理」「受発注管理」
のように使います。
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