今週は、ビジネス文書→メール文への書きかえについてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < メール仕様に書きかえる(2)>
◆─────────────────────────────────◆
前文は省く
ビジネス文をメールに書きかえる際の留意点として
昨日は「全体の形式」の変更点を紹介しました。
今日は文面の書きかえポイントを挙げてみましょう。
1)「拝啓」などから始まる前文は不要
2)「記」で始まり「以上」で終わる「記書き」をメインに
3)「記」はなくてもよく、「以上」にひと言添えて結ぶ
1)については、すでにご存じのことと思います。
ビジネス文書の書き出しにある
「拝啓 盛夏の候 貴社ますますご隆盛のことと・・・」のような
前置きの文はメールには不要。
いきなり要件から入って構いません。
代わりに、宛先と差出人名を忘れずに明記しましょう。
社内メールの場合、「総務部の佐藤です」のように始め、用件に入りますが
社外メールの場合は、次のような簡単なあいさつ文を添えるとよいでしょう。
・いつもお世話になっております。
・お忙しいところ、失礼いたします。
・この度はご連絡をいただき、ありがとうございます。
・先日はありがとうございました(または 失礼いたしました)。
・ご無沙汰しております。
上記のようなあいさつ文が、宛名の後ににひとことあると
感じが良いものです。
ポイント2)3)の「記書き」については、次のVOL.1535で詳しく述べることにします。
2005年創刊! ビジネスメールを書くときに役立つ無料メールマガジン配信中!
【 仕事美人のメール作法 】
「まぐまぐ大賞 2016」キャリアアップ部門で
【仕事美人のメール作法】が2位に入賞しました!
新しい発想やひらめきがスパーク! 4月7日(金)【ビジネスパーソンのための快画塾】開講
オンラインでできるビジネスメールの研修【 仕事美人のメール研修 】
2015年に編集協力した単行本「一目置かれる大和言葉の言いまわし」が文庫化
iPhone/iPad向けアプリ【 ビジネスメール文例辞典 】
取材、ライティング、編集のお問い合わせは・・・
神垣あゆみ企画室