今週は、ビジネス文書→メール文への書きかえについてです。
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                      「以上+ひと言」で結ぶ

ビジネス文をメールに書きかえる際の「書きかえポイント」として
次の3つを挙げました。

1)「拝啓」などから始まる前文は不要
2)「記」で始まり「以上」で終わる「記書き」をメインに
3)「記」はなくてもよく、「以上」にひと言添えて結ぶ

昨日は2)の「記書き」について解説し、

ビジネス文の「記書き」部分をメールに反映するとよいことを
述べました。

ビジネス文書では「記」をセンター合わせにして、必要事項を記述し
最後に「以上」を右端に配して結ぶのが定型のパターンです。

これをメール文にする場合は、「記」は省略してよく、
「○○についてお知らせします」といった前置きの後、
必要事項を挙げていきます。

「記書き」では「記」に呼応して、最後に「以上」が使われているので、
両方をセットで使いますが、
メールで「記」を省くのであれば「以上」で結ぶ必要もない
ということです。

「記」をセンターに、「以上」を右端に配置するのも
メールではあまり意味をなしません。
ずれて見えたり、文字を寄せる手間がムダにかかるためです。

社内向けのメールでは、結びの表現として「以上」を使うのは差し支えない
と思いますが、社外宛てには
「以上です。ご確認のほど、よろしくお願いたします」
「以上、ご確認をお願いいたします」
のように「以上+ひと言」で結ぶようにすると丁寧です。

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【しごび】 の お 知 ら せ
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