今週は、メールの数字表記についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法     < メールの数字(3)
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人数の表記

メールで「数」として人数を表記する場合は
1人 2人 3人
10人 23人 35人
100人 150人
と算用数字を用います。

ただ、「ひとり」については
「一人」「独り」と漢字で表記する場合もあります。

・「1人だけ」に重点を置く語は「一人」を使用。
「一人ずつ」「一人っ子」「一人息子」「一人娘」「一人勝ち」

・単独、独占、独断の意味合いがある場合は「独り」を使用。
「独り言」「独り占め」「独り身」「独り合点」「独りよがり」

次の言葉は、漢字の違いで意味が変わってきます。

ひとりあるき
「一人歩き」=一人で歩くこと 例)一人歩きは危険だ
「独り歩き」=勝手に動くこと 例)言葉の独り歩き

ひとりぐらし(ずまい)
「一人暮らし(住まい)」=人数としての1人
例)気楽な一人暮らし
「独り暮らし(住まい)」=孤独なという意味を持つ場合
例)独り暮らしの老人対策

「ひとりひとり」という時は
新聞表記では「一人一人」と漢数字の表記に統一されていますが
文面によっては「一人ひとり」とすることもあります。

このほか、慣用的に人数を表す次のような言葉は
算用数字ではなく漢数字を用います。
「二人三脚」「三者三様」「十人十色」「十人並み」「百人力」

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