今週は、すっきりしたメール文の書き方についてです。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < メールのダイエット(3)>
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ダラダラした文
今週は、メール文のダイエットについてとりあげています。
ダラダラとつながった文も読みにくく、
何を伝えたいのかがわかりにくいものです。
「今回、選考に残ったAさんは業務経験も豊富で、○○にも精通し、
人柄も申し分ないのですが、本人に△△の意向があるので、
採用を見合わせようと思います」
上記の文は、接続助詞「で」「し」「が」「ので」で、
文がつながれています。
しかも、「採用を見合わせる」という結論が最後に来ているので、
最後まで読まなければ何が伝えたいのかがわかりません。
このように長い一文は、最初に結論を述べ、まずそこで一度、
文を切ります。
その後に、理由を述べる流れにすると、だらだらした印象が一変して、
すっきりとわかりやすくなります。
「今回、選考に残ったAさんの採用は見合わようと思います。
業務経験も豊富で、○○にも精通し、人柄も申し分ないのですが、
本人に△△の意向があるためです」
「A社の営業担当には、佐藤または鈴木および高橋の2名を考えています」
このように、並列の接続詞が続く文も分かりにくいです。
上記の文では、「佐藤さんか、鈴木さんのうち1名と高橋さん」なのか
「佐藤さんの代わりが鈴木さんで、高橋さんが加わる」のか
あやふやです。
「A社の営業担当には、佐藤と鈴木の2名を考えています。
サブには高橋をつけます」
このように、接続詞をとりはらって
文を分けるとわかりやすくなります。
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【しごび】 の お す す め
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メールをさらっと返すために・・・
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