今週は、すっきりしたメール文の書き方についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法   < メールのダイエット(2)
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                           飾りを減らす

 今週は、メール文のダイエットについてとりあげています。

 昨日紹介した「同じ表現の繰り返し」のほかに
 「飾り過ぎる文」もダイエットが必要。

 「AからBに移し替える作業を極めて簡単にした、
  これまでにない画期的な装置です」

 特長を強調したい、という思いが強いと、
 上記のように修飾語がいくつも並ぶ文になりがちです。

 「極めて」「これまでにない」「画期的な」は、ぜい肉にあたる表現。
 こうした“飾り”を取り払う方が、読み手には特長が
 ダイレクトに伝わります。
 書き換えてみましょう。

 「AからBに移し替える作業を簡単にした装置です。
  本装置の画期的な点は・・・」

 このように、端的に特長を述べた後に、
 どのように「画期的」であるかを具体的に後述する方が、
 「すごさ」が相手に伝わります。

 こだわりやアピールポイントを一文に詰め込んでしまうと
 結局、どこが特長かわからなくなってしまいます。

 ごてごてと文を飾り立てるより、
 結論を先に述べることに注意しましょう。

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 【しごび】 の お 知 ら せ
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         【ビジネスパーソン メール術】(11)
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   メールも表現のぜい肉を落として、すっきり簡潔に!
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今週は、すっきりしたメール文の書き方についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < メールのダイエット
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                        くどい表現を減らす

 メールに限りませんが、文章にもダイエットが必要な時があります。

 同じ表現の繰り返しもそのひとつ。
 例えば、こんな感じです。

「一連の発言とおっしゃいますけども、
 具体的に何を発言してお辞めになられるのか、
 具体的におっしゃっていただかないと、
 なぜお辞めになるのかわかりません」

 感情が高まると上記のような文章になりがちです。

 「仰る」「具体的に」「お辞めになる」という言葉がそれぞれ
 2回ずつ登場しているため、なんだか絡まれている気がしてきます。
 おまけに「お辞めになられるのか」という表現は二重敬語。

 ここでは、相手が「なぜ、辞めるのか」が「具体的に」知りたいのですから
 もっと冷静に要点を絞って書いてみましょう。

 「一連の発言とおっしゃいますが、
  なぜ、お辞めになるのか、
  その理由を具体的に示していただけますか」

 感情的になっている時は一度クールダウンしてから
 文章を書きだす方が賢明です。

 もしくは、
 ひとまずわっと書いてみて、時間をおいてから
 冷静に読みなおし、書きなおしてみましょう。

 書きなぐったメールをそのまま相手に送りつけることは
 避けましょう。後にしこりを残すだけです。

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