今週は、読者のかたからの質問にお答えします。
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仕 事  の メ ー ル 作 法                                           < 読者からの質問(3)
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見積もりの断り文

<読者からの質問>————————————————

見積依頼で希望納期に沿えない場合、次の文面を添えて返信しています。

1)また、納期につきましても日数を記載しておりますが、
5月末で受注が決まっており、
添付資料にありました日程には沿えません。
ご了承のほど、お願い申し上げます。

2)納期の件ですが、5月末まで受注が決まっておりますので、
勝手ながら130日と記載しております。

弊社では希望納期に添えない場合も
見積は先方からの依頼もあり、提出しております。

見積依頼内容によって、1)や2)のような断り文をいれておりますが、
このような断り文でよいのでしょうか。

やはり、「申し訳ございませんが~」や「弊社の勝手で~」
というような一文を入れたほうがよいのでしょうか。
(読者 H.Kさん)
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相手が希望する納期に添えないわけですから
「できない旨」を伝える断り書きはあるほうがよいのではないでしょうか。
例えば…

1)納期につきましては、5月末で受注が決まっており、
ご希望の日程に対応いたしかねますことをご了承ください。

2)納期の件ですが、5月末まで受注が決まっており
大変恐縮ながら、当方の都合で130日と記載いたしております。

1)の「日程には沿えません」という表現は直截的すぎるので
「対応いたしかねます」という婉曲な表現に。

2)は結びの文で「当方の都合で」と理由を述べているので
「5月末まで受注が決まっており」の一文は省いてもよいかもしれません。

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